膝の障害とうまく付き合うあんこ
成長の予測が不可能な雑種犬と暮らす
長年慕っていた姉貴犬を亡くし、元気を失ってしまった先住犬を見て、Tさんは先住犬にもう一度多頭での生活をさせてあげたいと考えました。年齢を重ねるにつれて拘りが強くなっている先住犬の性格も考慮し、成犬ではなく子犬を迎え入れることを決意します。そんなときに出会ったのが、膝に障害を持つ野犬の子、あんこでした。あんことは大晦日に初めて面会し、2週間後には新しい家族の一員として迎え入れたそうです。
取材・文 ペットのおうち®︎ 編集部

あんこを迎え入れる前は、子犬特有の破壊行動や事前に聞いていた膝の障害に対する不安がありました、とTさん。実際に迎え入れてみると、想像通りあんこは先住犬よりも破壊行動が激しく、壁や窓枠はぼろぼろになってしまいました。一方で、あんこはTさんが思っているよりも賢く、膝の障害とは上手に付き合っていたそうです。しかし、想定外の問題も発生しました。迎え入れ後、順調に体重は増えていたあんこでしたが、肋骨が見て分かるくらいに浮き出ていました。Tさんは、初めはあんこが単に痩せ型なだけなのかと思っていましたが、実は保護後の虫下しをしていなかったことが発覚。慌てて駆虫をする事態になりました。長い虫が出てきたときは、とても驚いたそうです。

現在あんこは、大型犬かと思うほどに大きく成長しています。Tさん曰く、「子犬の頃と全く容姿が異なり、大きさの予想ができない点が楽しみであり、雑種犬の魅力」。 また、Tさんは保護犬を迎え入れることで、パピーミルやペットショップの問題について深く考えるきっかけにもなったと言います。

取材・文 ペットのおうち®︎ 編集部