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被災地支援のご報告と大切なお知らせ

2024年1月1日に発生した能登半島地震から2年。同年2月1日に開設した「ペットのおうち®︎ 野々市シェルター(石川県)」の運営も丸2年を迎えました。この節目に、被災地支援事業終了のご報告と、改めての感謝、そして”シェルターのこれから”についてお伝えいたします。

ペットのおうち®︎ 野々市シェルターは、現在も多くの命を支え続けています。この施設を恒久的に維持するため、継続的な支援をご検討ください。

被災地支援事業の総括

2024年1月5日に開始した被災地支援金募集には、短期間に約3,000万円もの寄付をいただき、多岐にわたる活動を実施。2025年11月、支援金をすべて使い切り、「被災地支援事業」としての活動は、一区切りとなりました。

私たちは直接・間接的に少なくとも1,200匹以上の命を繋ぐことに貢献できたと考えております。

改めまして、このたびの災害により被災された皆様ならびにご家族の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。そして、支援をいただいた皆様、連携いただいた団体、自治体の皆様、そして活動にご尽力いただいたボランティアの皆様に深く御礼申し上げます。

実施した主な被災地支援活動
野々市シェルターの開設
被災地での保護活動支援
医療費支援
フード支援(毎月約200kg)
保護継承会の開催
捕獲機運用ガイドラインの策定など

震災発生から数週間、ほとんどの住人が避難し、取り残されてしまった外飼いの猫たちは半島全体で3,000匹程度と推定されました。

そして、猫たちには餓死の危機が迫っていました。被災地で捕獲される猫たちは次第に痩せ細り、餓死、さらには共食いまでもが発生する事態となりました。さらに、保護される猫の約半数が猫エイズ陽性、そのうちの一部は白血病とのダブルキャリア。ほとんどの猫が未去勢という極めて困難な状況でした。

取り残されてしまった猫たち
取り残されてしまった猫たち

野々市シェルターと驚異的な成果
851匹を保護、658匹を新しい家族へ *開設から2年間の実績

私たちは皆様から託された支援金を効果的に活用するため、最前線で猫の捜索や保護を行う多くの保護団体に対し、物資支援や医療費支援、活動環境整備等の後方支援を積極的に行うとともに、被災地で捕獲される猫を保護するためのシェルター施設を迅速に開設しました。

猫の保護に向かう、支援先団体のチームうーにゃん
猫の保護に向かう、支援先団体のチームうーにゃん
野々市シェルターの保健所による視察
野々市シェルターの保健所による視察

震災発生から1ヶ月後に開設した野々市シェルター(石川県)は、全国から駆けつけた保護団体のハブの役割を果たし、捕獲された猫の保護場所、療養施設としての機能はもちろん、機材や物資の集積場、他県団体への保護継承会場、里親希望者への譲渡会場、情報交換の場として機能しました。

その結果、最大60匹程度しか同時収容できない施設ながら、2年間で851匹を保護。そのうち658頭を里親に譲渡、あるいは他県の保護団体へ保護継承することができました。

震災をきっかけに開設された保護拠点として、これほど多くの猫を保護し新しい家族へ繋いできた事例は、全国的にも多くありません。

石川県野々市市長を表敬訪問
石川県野々市市長を表敬訪問

野々市シェルターの運営を担っていただいている
こねこサポーター代表の角谷さんからのメッセージ

こねこサポーター代表の角谷さん

この度は、ペットのおうち®︎ さんの被災地支援というご支援を受けて「ペットのおうち®︎ 野々市シェルター」を開設してくださり、心から感謝申し上げます。

2024年1月1日能登半島地震以降、飼い猫の保護依頼や地域に残されている餌がもらえなくなった猫の保護依頼が、本当にたくさんありました。

県からは、能登に入るボランティアさんの活動規制があり、震災直後は、ここ野々市まで連れて来られる方の猫を優先し受け入れを行ってきました。

能登で避難生活をしており「能登に迎えに来て欲しい」「一時預かりをお願いしたい」との飼い主さんからの依頼に、すぐに対応できなかったこと本当に申し訳ない気持ちでおります。

1月中旬には、少しずつ能登に行けるようになり、地域に残されている猫たちの保護依頼場所や、過去に地域に戻した猫たちがどうなっているかを確認して回ることができました。

そこには、人がいなくて置いて行かれている猫たちがたくさんいて、どの猫たちも人の姿を見ると寄ってくるくらいお腹が空いている状態でした。

今、本当に必要なのは猫たちを受け入れる場所

震災前より保護した猫たちは、自宅と預かりボランティアさんのお宅にてお世話をしていたのですが、震災以降すぐに自宅もボランティアさんのお宅も満員状態で、これ以上の受け入れは難しい状況でした。

そんな時に、ペットのおうち®︎ さんより、被災地での保護活動で困っていること、不足している物資はないですか?との問い合わせがありましたが、「今、本当に必要なのは猫たちを受け入れる場所」だとお伝えしたことを鮮明に覚えております。

石川県野々市市長を表敬訪問

早々に、賃貸物件でキャットシェルター開設をご提案いただき、2024年2月1日には「ペットのおうち®︎ 野々市シェルター」を開設することができました。

開設してから順番に冷蔵庫や洗濯機、掃除機などの家電製品や、キャットケージにトイレなどの猫で使うものが順次届き、猫たちの受け入れも同時進行でしたが、何も心配することなくスムーズに行うことができました。

2024年1月は、飼い猫含めた保護頭数が約40頭。当団体の受入れ頭数は、この時点で限界でした。

シェルターが開設してから現在に至るまで、851頭の猫たちを保護することができました。県外への継承35頭、譲渡数623頭、計658頭の猫たちを幸せに繋げることができました。

皆様のご支援のおかげで、本当に沢山の命が救われ
幸せになっていること、ご報告いたします

  • 2024年2月~3月
    保護頭数120頭
    (継承猫15頭、譲渡猫66頭)
  • 2024年4月~2025年3月
    保護頭数466頭
    (継承猫20頭、譲渡357頭)
  • 2025年4月~2025年10月
    保護頭数265頭
    (継承なし、譲渡200頭)

被災地から連れてくる猫たちは、どの子も体調が悪く、すでに感染症にかかり末期の状態の猫たちも多くやってきました。またケガをした猫たちも来ました。その度に、ウエルカムチャレンジにて手術費用やその後のケア、ペットフードまでもご支援いただき、シェルターの猫たちは何の心配もなく治療に専念することができました。

こんなに安心して猫たちのお世話に専念できたこと、被災地の猫たちの受入の中間施設として他県の団体様に命を繋ぐ活動ができたこと、そして何より猫たちが元気になっていく姿や、幸せになっていく姿を見守ることができたこと、皆様のご支援のおかげで、本当に沢山の命が救われ幸せになっていること、ご報告いたしますと共に心より感謝申し上げます。

認定NPO法人 こねこサポーター代表 角谷亜紀

認定NPO法人 こねこサポーター
代表 角谷亜紀

大切なお知らせ 野々市シェルターを恒久的な施設とする挑戦が始まります

なくてはならない存在

前述の通り、皆様からお預かりした支援金は底を尽き、私たちの被災地支援事業は一区切りとなりました。

しかし、野々市シェルターには、現在も被災地からの保護依頼が続いており、収容可能頭数を超えないよう、保護をお断りしなければならないこともある状況です。

また、周辺地域からの保護相談も多数いただいており、今や野々市シェルターは地域になくてはならない存在となっております。

新たな挑戦

そこで、私たちは被災地支援事業の終了とともに野々市シェルターを閉鎖するのではなく、「恒久的な施設」として維持する挑戦を決断しました。

さらに、私たちは2027年完成予定の千葉シェルターと野々市シェルターを筆頭に、全国にシェルターを開設し、保護動物の最後の砦として命を支える基盤を日本に築いていきたいと考えています。

運営資金問題

被災地支援金が底をついたため、私たちは以前から取り組んできた、保護動物への医療支援や物資支援を行う「ウェルカムチャレンジ」にシェルター開設・運営事業を加え、チャレンジ基金から野々市シェルターの維持費用を捻出することにしました。

しかしながら、現在の寄付収入規模では、明らかに資金が不足しています。

設備問題

野々市シェルターは被災地支援という一刻を争う状況下で、緊急的に開設しました。保健所からの指導や動物愛護法に準拠する形で60匹程度の収容としているものの、施設内感染予防や猫のストレスを考えた場合、現在の広さや設備は恒久施設として理想的とは言えません。

よって、千葉シェルターと同様、より広い場所でエイズ/白血病キャリア、ノンキャリア、検査中の猫たちの生活エリアを厳格に分け、施設内感染を防ぐ間取りや空調設備を実現する必要があり、そのための資金確保が喫緊の課題となっています。

この挑戦にご参加ください

野々市シェルターを未来へ残し、保護動物の最後の砦として命を支える基盤を全国に整備する。その挑戦の実現には、チャレンジサポーターが1万人必要です。

チャレンジサポーター
¥1,000円/月〜
目標10,000人(現在1,394人)

会費全額がNPO SAPのチャレンジ基金に寄付され、シェルターの開設や運営、保護動物の医療支援等に使用されます。寄付はリアルタイム、支出は月次で公開されるなど、透明性が担保されています。

継続的な支援が、安定した保護体制を可能にします。このシェルターは、皆様の支援によって生まれ、守られてきた場所です。そしてこれからも、行き場のない命を受け止める場所であり続けたいと考えています。

私たちの挑戦を、ぜひ見届け、支えていただけましたら幸いです。

ウェルカムチャレンジ

治療を必要としている動物への医療支援や、里親が見つからず、
行き場を無くしたペットのためのシェルター運営を行うクラウドファンディング事業

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「”犠牲を伴なうことのない”持続可能なヒトとペットの共生社会」の実現へ
ペットのおうち®︎ が取り組むコト。

ペットを犠牲にしなければ成り立たないのなら、ペット文化は一刻も早く消滅した方が良い。

犬との暮らし、猫との暮らしを次の世代に引き継ぐためには、変えるべき価値観、習慣、文化があります。

ペットのおうち®︎ は活動に賛同いただいているサポートメンバーの皆様と
公式スポンサー各社様のサポートにより実現しております。