チャレンジ終了のご報告

コウが亡くなりました。

道端で大声で泣き叫びながら、通りすがる人に助けを求めていたところを緊急保護されたコウ。糞尿まみれの体から酷い悪臭を放っていたそうです。病院での検査により、尻尾の付け根に損傷があるため自力で排泄を行えないことが判明。人に危害を加えられた懸念もありますが、それでもコウは人が大好きで甘えん坊でした。懸命に生きるコウの医療費をウェルカムチャレンジを通して支援しておりましたが、先日容体が急変し、息を引き取りました。

レポート ペットのおうち®︎ 編集部

コウのチャレンジ
https://www.pet-home.jp/challenge/wc514797/

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人が大好きで甘えん坊

糞尿にまみれ酷い悪臭を放っていたコウは、飲食店の店員さんに残飯をもらい、生きながらえていました。保護後、病院で検査を受けたことで排泄障害が発覚。特に排尿については最低でも2日に1回の通院が必要で、洗浄や薬の塗布など排泄介助の他にもお世話が欠かせません。

保護主さんはコウの身体の状態から、元飼い猫で尻尾の損傷は人に傷つけられたことによるものではないかと心配しておりましたが、強く優しいコウは、人を信じ続け、膝に乗って甘えるのが大好きだったそうです。

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透き通るように綺麗な青い瞳

コウは、排泄障害を持ちながらも懸命に生き、全てを受け入れて甘やかしてくれる家族との出会いを待っていましたが、先日、息を引き取りました。

ウェルカムチャレンジでは、そんなコウの医療費支援を行ってまいりました。 これまでコウの里親になることをご検討くださった皆様、また温かいご支援をお寄せくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

コウのご冥福をお祈りいたします。

Welcome Challenge マロ こまめ さんご コウタ シンバ将軍
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健康上の理由、経済的な理由により、止むを得ずペットを飼育できなくなるという事態は、誰にでも起こり得ます。その時、ペットが高齢であったり、病を持っていたら、里親はなかなか見つからず、飼い主もペットも途方に暮れることになります。

ですから、持続可能なペット文化を実現するには、難しい状況のペットでも温かく引き受けてくださる保護団体を「みんなで支える」仕組みが必要です。

ペットのおうち®はウェルカムチャレンジを通じてこれを実現し、保護団体の負担を軽減しながら、保護犬・保護猫たちが早期に新しい家族を見つけることができるよう、皆様からお預かりした寄付金を、物資支援、医療費支援などにより保護犬・保護猫たちに直接お届けしています。

レポート ペットのおうち®︎ 編集部

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