継続的な治療が必要な被災猫はらちゃんに里親が見つかりました!
皆さまのサポートに感謝いたします。
レポート ペットのおうち®︎ 編集部

はらちゃんのチャレンジ
https://www.pet-home.jp/challenge/wc514622/
はらちゃんは、被災地に設置されたボランティアキャンプ場の近くで、ご飯をもらいながら過ごしていました。しかし、ボランティアの方々が帰宅すると十分な食事が得られなくなることから保護の相談が寄せられ、冬を前に保護されました。

保護当初のはらちゃん
保護当初から体調が優れず、血液検査では腎臓の数値が高かったため腎臓病の疑いがありました。療養食への切り替えで数値は改善したものの、体調は戻らず、追加で行ったエコー検査で胆のう内に猫には珍しいほど大きな胆石が見つかりました。胆石の影響からか体調に波があり、ステロイドを服用するなどの治療を続けてきており、現在も継続しています。胆石の手術については、今後の体調を見ながら引き続き検討されるとのことです。
こうして預かりボランティアさんのもとで治療を続けながら過ごしていたはらちゃん。このたび、預かりボランティアさんからのお申し出により、同じ被災猫であるモーちゃんと一緒に、家族として迎え入れられることとなりました。2頭は相性も良いようで温かい環境で、新たな暮らしを始めています。

はらちゃん(左)とモーちゃん(右)
保護してくださっていた 「こねこサポーター」のボランティアさん よりメッセージ
モーちゃんとはらちゃんがわが家に来たときは痩せてしょんぼりしていましたが、 今ではふっくらツヤツヤと健康的な猫さんになりました。 ペットのおうち様のご支援で、しっかりとした医療を受けさせてあげられたおかげです。
はらちゃんの里親になることをご検討くださった皆様、そしてご支援いただいている皆様に、心より御礼申し上げます。
健康上の理由、経済的な理由により、止むを得ずペットを飼育できなくなるという事態は、誰にでも起こり得ます。その時、ペットが高齢であったり、病を持っていたら、里親はなかなか見つからず、飼い主もペットも途方に暮れることになります。
ですから、持続可能なペット文化を実現するには、難しい状況のペットでも温かく引き受けてくださる保護団体を「みんなで支える」仕組みが必要です。
ペットのおうち®はウェルカムチャレンジを通じてこれを実現し、保護団体の負担を軽減しながら、保護犬・保護猫たちが早期に新しい家族を見つけることができるよう、皆様からお預かりした寄付金を、物資支援、医療費支援などにより保護犬・保護猫たちに直接お届けしています。
レポート ペットのおうち®︎ 編集部