50代で子猫を迎える:くろみつとおいも
家族とともに責任を持つ
ある日、ペットのおうちを見ていた寿美恵さんが一目惚れしたのが、兄妹猫のくろみつとおいもでした。応募するまでには多くの葛藤がありましたが、1か月以上経っても兄妹に里親が見つからなかったことを知り、寿美恵さんは迎え入れることを決心しました。初日は2匹でソファの裏に隠れていましたが、ある夜そっと布団に潜り込む愛らしい姿を見せ、少しずつ家族との信頼を築いていきました。寿美恵さんは、保護団体が里親に求める条件を厳しく感じた一方で、「せっかく保護して助けた命だからこそ、絶対に幸せになってほしい。そのために安心できる里親を選びたいという気持ちがあるのだ」と考えていらっしゃるそうです。これから里親になる方には、自分の年齢とペットの寿命を想像し、責任を持って迎え入れてほしい、と寿美恵さんは言います。
取材・文 ペットのおうち®︎ 編集部

おいも(前)とくろみつ(後ろ)

迎え入れ前の2匹

迎え入れ後、襖と障子をビリビリにしてしまい、今では猫仕様のご自宅になっているそうです

2匹でトイレの出待ちをするため、寿美恵さんご家族はドアをぶつけないようそっと開けるようにしています

寿美恵さんは里親に応募される際に、「猫の寿命は長いと20年ほど。今、私は50代だから、70代になる頃まで一緒に過ごすことになる。その頃には車の運転もやめているだろうから、徒歩やタクシーで動物病院に連れて行けるだろうか。年金暮らしで病院代を払えるのか、そもそも自分がその時生きているのか...」など様々なことを考えたと言います。

しかし、社会人のお子様が「一緒に責任持つよ」と言ってくれたことで、寿美恵さんはくろみつとおいもを迎え入れる決断をされました。 責任は重大ですが、その分、2匹に毎日たくさんのしあわせをもらっていると感じているそうです。
取材・文 ペットのおうち®︎ 編集部