- 登場ペット:
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3日、大先生のお別れの会が開催されたようで、メーテルと鉄郎が見守るレールが宇宙に向かって延びてゆく先に何代目かのみーくんと一緒に例の応接室で撮影された大先生のお姿が…
無類の猫好きでずっと屋敷に猫が絶えたことがなかった大先生にふさわしいご遺影でした。
その3日は夜半から断続的に続いた雨が午後には上がり、日差しも差し込むようになった夕方。しばらくぶり超短波帯の50MHzが異常伝搬を来し大オープン。無線の変調音が大嫌いなベルクさんの再三の「止めてくれ」という抗議・哀願にも係わらず、南に向かってCQを繰り返すと18:30ころからどんどん呼ばれて40分くらいの短時間で20局くらいと交信。
その間もベルクさんは「ヒャアアア」とか「ムーン」とか悲鳴と哀願を繰り返し、足元に頭を擦り付けるなどの行動を再三再四していたようですが、飼い主には取り付く島がないとわかると交信音が聞こえない階段下に避難したような(笑)
その間、うにちゃんは全くの無関心で、早くもベッドの端っこで寝始めている始末。
それで異常伝搬も収束し、ベルクさんも大嫌いな変調音が静かになったところで2階に戻ってきたベルクさんは、やっとのことでベッドの上でまったりし始めるのですが、そんな19:30分過ぎに飼い主は足元でなにか縦に細かく振動を感じ、近所でトラックでも通ったのかと思ったところで念のためヘルメットを被ったところで大きな横揺れ到来。とっさにベッドの上に飛び乗ってベルクさんの頭を手で覆ったのですが、幸いにも揺れはそれ以上大きくならなく徐々に収まりました。
けっこうP波S波のフルコールのマグニチュード5.1の地震でしたが最大震度は3ほど。当然のこと緊急地震速報警報音は鳴りませんでしたが、ベルクさんは大嫌いな変調音の洗礼とさらに地震の洗礼まで受けたダブルパンチで、たぶん「こんな日はもう嫌!」と思ったことでしょう(笑)
なんだか知りませんがベルクさん、その後久しぶりに朝までベッドの上で飼い主にくっついて寝ていました。
そういえば最近季節柄かベルクさん、顎ニキビが次々に出来まして、そのつど殺菌してから軟膏を塗るのですが、違和感があるのかすぐに舐めた手で軟膏を掻き取ってしまうのです。そのため飼い主は軟膏を塗ったあとに手近にあったエリザベスカラーを装着。これ、子猫時代に使っていたエリザベスカラーなので、ホック一つだけで止めている状態。体に比べて異様に小さめのパラボラが笑えます(笑)
ニークラッシャーのベルクさんの本領発揮。すでに江戸時代の石抱きの拷問に近い状態。ベルクさん、人間の膝というのは11kgの猫が長時間乗るようには出来ていないんですってば。