• 日常
  • 2020年04月22日 | view 588
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この役立たずどもがぁ!

 どうも数年ぶりに家の中にネズミが侵入してしまったようです。
どういうわけか秋から冬にかけての寒くなりかけるとき、冬から春になるときの気温が上がりかけるときに限ってのことで、真夏、真冬のときにはありません。

 猫のいる気配を感じたらその家にネズミは入り込まない、避けるというようなことを聞いたことがあり、それは鹿がオオカミの尿や糞の臭いを本能的に嫌がるのと同じと思ってました。

 前回ネズミの駆除剤使ったのはベルクさんがうちに入る以前だったので、その効果はあると思っていたのですが…

 それで家に侵入されたと確信したのは、台所の下に収納してある未使用の調味料の瓶の蓋が齧られてズタボロになったことからで、ここは下水の配管の隙間を通じて床下からネズミの侵入路になりやすい所。さらにネズションの臭いが微妙に漂い、昼間に壁の奥のほうからガサゴソ音がする。三角コーナーの野菜の切れ端がシンクに散らばっていたなどのことからすでに侵入されていることは確定的と判断。
 昨日、6年ぶりくらいにネズミの駆除剤を買ってきました。
 
 実はわたくし、一般毒物劇物取扱責任者の資格持ちの毒屋でして、一般的に家庭では扱えない指定毒物劇物の取り扱い・貯蔵も可能なのですが、まさか怪しいおっさんが薬局で業務に関係ない毒劇物を発注するわけにもいかず、一般的なワルファリン入りの殺鼠剤を購入。

 ワルファリンは人間にも使用される血栓防止薬ですが、ネズミが短時間に持続摂取すると腹膜などに内出血を起こし、眼底にも出血するため視野が急に暗くなって本能的に明るいところに出てきて失血死するという恐ろしい作用が…

 それでさっそく昨晩これを仕掛けましたが、猫が誤食したりしないようにネズミの進入路らしい台所の下に設置。

 朝、どれだけ食いついたかさっそく確かめるとまったく食いついた様子なし。

 そのかわり、リビングに置きっぱなしのカリカリ2種類の皿の中身がきれいさっぱり消えてました(驚)

 そりゃネズ公だって毒餌よりも猫餌のほうが同じカリカリでもうまいだろうし。

 今晩は猫のカリカリの残りは完全に隔離し、猫餌台に新たにワルファリン入りの餌を置いてみましょう。

 それにしてもネズミに対してうちの猫どもの役立たずぶりはすさまじく、ネズションの臭いも気にならないし、壁の奥でがさがさ音がしても全くの無関心。人間のほうが物音にも臭いにもぜんぜん敏感です。

 純血種っていうのはネズミと長年戦った本能が完全に薄れてしまったのでしょうか?
 それともやはりネズミが敵だとかエサだとかという感覚は親猫が狩りとかを教えないと身に付かないのかな?
 そうなると親代わりの飼い主が血だらけのネズミを猫どもに食わせなければいけないのでしょうけど、缶詰・カリカリに慣れてしまった猫どもはわざわざそれを食べるとは思えないし(笑)

 さて、猫とネズミではなく人間とネズミの戦い、いつまで続きますことやら…

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