突然の神経麻痺を乗り越えたキジ白ママ猫さん
輪島市で必死にお腹の子を守ってきたキジ白ママ猫さん。無事に出産できましたが、原因不明の神経麻痺のような症状が現れました。現在は回復していますが、体調が安定しないこともあり、経過観察が必要です。元気に甘えられる家族が見つかるまで、引き続きの治療を支援いたします。
被災地輪島で頑張っていた妊婦猫
キジ白ママ猫さんは輪島での保護当時、妊婦さんでした。保護後無事4匹の子猫を出産しお世話に励んでいましたが、授乳中に突然首の震えと足が麻痺するような症状が現れ、病院を受診しました。
検査の結果、病名ははっきりとしませんでしたが、恐らく、髄膜炎か、出産後にできやすい血栓が詰まったのではないかと診断されたそうです。
1週間の入院でステロイドを服用し、現在は回復し退院することができましたが、体調が安定しないこともあるので経過観察中です。
ママだけど...
ママ猫さんは立派に子育てもしていますが、とっても人が大好きで、入院中でも病院のスタッフさんに甘えていたそうです。甘えん坊でスリスリが止まらないママ猫さんが、体調が安定し思う存分甘えられる里親が見つかるまで支援いたします。
健康上の理由、経済的な理由、災害などにより、止むを得ずペットを飼育できなくなるという事態は、誰にでも起こり得ます。その時、ペットが高齢であったり持病を持っていたら、里親はなかなか見つからず、飼い主もペットも途方に暮れることになるでしょう。
ですから、難しい状況のペットでも温かく引き受けてくださる保護団体を「みんなで支えること」。また、不遇のペットを愛情を持って迎え入れてくださるご家庭が増えるように「みんなで里親文化を育くむこと」。ペットを犠牲にすることのない、持続可能なペット文化を実現するには、これらの取り組みが欠かせません。
私たちの目標は、保護をしてくださっているこねこサポーターの負担を軽減し、輪島のキジ白ママ猫さんが必要とするケアを続けながら、輪島のキジ白ママ猫さんに新しい家族を見つけることです。皆さまのサポートに心より感謝申し上げます。
チャレンジ運営事務局