

口内炎と腎臓の持病 投薬と輸液を続けるもなか
宮城県愛護センターから保護されたシニアのもなか。もなかは穏やかでとても甘えん坊な猫です。保護当初から口の痛みと多量のよだれが見られ、早期に抜歯や投薬を行ってきましたが、現在も難治性の口内炎に苦しんでいます。さらに腎機能も低下しており、皮下点滴や投薬による継続的なケアが欠かせません。炎症を抑えるステロイド注射や抗生剤注射など、日常的な医療ケアが必要な状態です。ウェルカムチャレンジでは、もなかの医療費を支援し、病気への理解とケアを惜しまない家族とのご縁が見つかるまで、サポートします。
もなかの医療費支援が実現できていません。
チャレンジ基金に余裕ができ次第、優先順位を考慮した上でもなかの医療費支援を開始したいと考えておりますが、現時点では予算を割り当てられておりません。
保護直後より継続される治療
宮城県愛護センターよりレスキューされたキジ白のシニア猫もなか。保護された当初から口の痛みがあり、よだれが出ていました。早い段階から抜歯や投薬といった治療に取り組んできましたが、症状はなかなか改善せず、現在も難治性の口内炎に苦しんでいます。
口内炎の痛みをやわらげるため、前歯と一部の歯を残して抜歯を行いましたが、喉の奥に難治性口内炎ができているからか、痛みは残っているようです。現在は抗生剤の内服に加え、月1回程度の炎症を抑えるステロイド注射や抗生剤注射(コンベニア:細菌感染のコントロールに用いられる長期効果型の抗生物質)を継続しています。
日々の医療ケアが必要
もなかは腎臓の数値も悪く、皮下点滴をおこなっています。最近では、脱水の兆候も見られたことから、皮下点滴の回数を週2回から1日おきに変更し、1回あたり100ccの輸液を行っています。また、腎機能の進行を抑える効果が期待される腎臓の薬「ラプロス」を1日2回、経口投与しています。
これらの疾患はいずれも完治が難しく、今後も継続的な治療が必要です。それでも、ごはんなど日々の生活に支障が出ないよう、できる限り痛みを軽減することを第一に考え、治療と向き合っています。
穏やかで甘えん坊な性格
もなかはとても穏やかで、静かな性格の持ち主です。撫でられることが好きで、チュールやウェットフードを好んで食べます。食事のときには小さな声でアピールする甘えん坊な一面もあり、猫との相性も良好。いたずらもなく、落ち着いた時間を一緒に過ごせる子です。
焦らず家族を探します
現在は、投薬や輸液に理解のある方を対象に、引き続き里親を募集していますが、今後の治療経過を見ながら、状態によっては募集を中止する可能性もあるため、無理のない形でご縁を探していきたい、と保護主さんは考えています。ウェルカムチャレンジでは、もなかの医療費の一部を支援し、もなかのケアを理解しすべて受け入れてくれる家族が見つかるまでサポートしてまいります。
健康上の理由、経済的な理由、災害などにより、止むを得ずペットを飼育できなくなるという事態は、誰にでも起こり得ます。その時、ペットが高齢であったり持病を持っていたら、里親はなかなか見つからず、飼い主もペットも途方に暮れることになるでしょう。
ですから、難しい状況のペットでも温かく引き受けてくださる保護団体を「みんなで支えること」。また、不遇のペットを愛情を持って迎え入れてくださるご家庭が増えるように「みんなで里親文化を育くむこと」。ペットを犠牲にすることのない、持続可能なペット文化を実現するには、これらの取り組みが欠かせません。
私たちの目標は、保護をしてくださっているボランティア ねこ活の負担を軽減し、もなかが必要とするケアを続けながら、もなかに新しい家族を見つけることです。皆さまのサポートに心より感謝申し上げます。
チャレンジ運営事務局