お迎え時から妊娠していたカラーマウスのクロが昨日2019年2月18日出産しました。
朝6時頃、多頭飼いマウスのケージを覗くといつも以上にケージ内が激しく荒れていて、クロ達が一番お気に入りの巣箱の横に2cmほどのピンクのモノが4つほどありました。床材には血のようなモノがあちこちついており、眠い目を凝らして見てみると、すべて頭のない赤ちゃんマウス達でした。
ちょうどそのタイミングで巣箱からクロが、いつものように自分の糞を咥えて巣箱の外に出すのと同じ仕草で、新たな赤ちゃんマウスを他の4体と同じ場所に放り出しました。よく見ると顔の半分を齧られていて弱々しく動いていました。
あまりのショックにどうして良いかわからずただ眺めていると、パンダマウスのみかが弱った赤ちゃんに近づいてきて頭から食べだしました。
暫くして我に返り、いつも世話用に使っている使い捨てのスプーンで巣箱の中にいるクロとアルビノマウスのきみを取り出すと、中には5匹の赤ちゃんが動いていました。
スプーンで5匹を別のプラケースに取り出し確認してみると、4匹は体中に噛み跡のようなキズがありますが元気で、1匹は他の赤ちゃんに比べて白っぽく顔の左半分が齧られて無くなっていました。外に出された赤ちゃん達も白っぽいので、自分の力で助けることは出来ないと思いました。
4匹の赤ちゃんとクロをプラケース内に入れて、水と餌と巣材を設置して様子をみることにしました。
お昼にケージを覗いてみると、1匹の赤ちゃんの頭がありませんでした。
「マウスはコロニーで群れで子育てする」とインターネットの情報を読んだことがあったので、プラケースから、元のケージに3匹の赤ちゃんとクロをスプーンで移しました。
夕方にケージを覗くと、巣箱にきみとクロがいて、中からチュウチュウと小さく激しく鳴いているのが聞こえました。きみが下を向いて首が痙攣しているかのように激しく動くたびに鳴き声が聞こえてきます。急いでスプーンできみとクロを取り出すと、首のない赤ちゃんと、首の半分を齧られた赤ちゃんと、元気な赤ちゃんがいました。
自分にはどうすることもできないので、元気な赤ちゃんだけを巣箱に残し、2匹を取り出してクロを巣箱に戻しました。
日替わりして本日2月19日、おそるおそる巣箱を覗くと、クロのおっぱいを飲んでいる最後の赤ちゃんを確認できました。
恐らく10匹生まれて9匹子食いされたようです。
野生の厳しさに直面し、ペットを飼う者の辛い試練を体験しました。
昨日の朝からずっと"マウス 子食い"で検索していました。原因は親のストレス等の情報が多く見受けられましたが、どれも専門家の意見ではありません。一番信用できそうだったのは、以下のブリーダーさんのブログでした。
7.マウスの繁殖のコツと注意点1(性成熟と妊娠期間等、ペアリング)
http://shippobank-keepmouse.blogspot.com/2018/01/7.html
8.マウスの繁殖のコツと注意点2(出産と子育て、離乳、注意点)
http://shippobank-keepmouse.blogspot.com/2018/01/82.html
巣箱は15cm程の立方体と球体の間のようなカタチのケーキ用のプラ容器で、上部に4cmの穴を空け光が入らないように内側をすべてたっぷりの藁で鳥の巣箱のようにぐるぐる巻にして底は紙のやわらかい巣材を多めに敷き詰めていました。ケージは70cmの衣装ケースで、定位置として押入れの中に置いています。
上記ブログで掲載されている「マウスで頻繁に見られる子食いのパターン」すべてに当て嵌まり、母親と赤ちゃんだけで隔離しても子食いされるという最悪のケースでした。いろいろ情報をあたってみましたが、親マウスのストレスだけではどの情報も説明できていないように感じます。
あと本日、きみの元気がなく、上から見て右脇腹あたりが大きく腫れていました。家では一番元気なマウスで、毎朝ケージ内が激しく荒れているのはきみが原因なのです。ところが今日は、回し車の尿臭以外、ケージ内が昨日掃除したあとの綺麗なままでした。育ち盛りで1~2日くらいのペースで体重が1gづつ増加していたので、原因はわかりませんがきみの様子についても心配です。
良いこととしては、クロの動きがこれまで見たことがないくらいとても機敏になりました。あと出産前日52gあった体重が32gまで落ち、シルエットがスッキリして小さくなりました。
出会いと別れ、生き残った命、病気?と2日間で命に関わる事件が立て続けに起こりました。
寿命の短い小動物。毎日の世話の際、手に触れるとぬくもりが伝わってくるので気持ちが入ってしまうのかもしれません。今回、自分の知識や経験の無さからくる力不足と、飼い主の覚悟が甘いため、この2日間で大きく複雑に気持ちが揺らぎました。
ココでこれまでの経緯を綴った事でひとつのポイントとし、気を引き締めて引き続き4匹のマウスの観察と世話を続けたいと思います。


