• 保護活動
  • 2016年01月27日 | view 4,503
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保護犬たかこさん、幸せに!

たか子さんは2015年の6月に倉敷保健所に飼育放棄で保護された老犬柴わんこでした。収容間もないころは威嚇が激しくまた皮膚病が痛々しく、イライラしていたのでしょう、檻の中から唸り声をあげていました。係留されると職員さん達のケアにより次第に心開いてきたようすで、特にお一人の男性職員さんのことは大好きでした。次第に私にも馴れてきて手からおやつも食べられ、触ることもできるようになっていましたが、あるときからまた人への警戒が高くなり、私も獣医師であられる職員さんも本気噛みされてしまう事故があったのが期限数日前のこと。
一般譲渡して人をまた本気で噛んでしまっては・・という思いで、職員さんと相談し私がボランティア譲渡を受けて家で心と皮膚病のケアを続け、御縁を捜すことになりました。
幸い、保健所を卒業しクリニックで検査と避妊手術をして頂いたところ、皮膚病はあるものの内臓的には全くの健康体で「人で例えるなら100まで生きるタイプ」と言って頂き、フィラリアも陰性。威嚇があるたか子さんを訓練士さんに預けてみようかとも考え、複数の施設を検討、トレーナーさんたちとも相談させて頂きましたが、最終的には手元に置いて様子を見ることにし、わが家での預かり生活を開始。トイレの失敗はなく、いたずらをしないのでお部屋の物に手もつけないし、お散歩は天才的に上手、食欲旺盛で好き嫌いがなく、ベタベタ触れないこと以外に何も問題は感じられない子だということが分かってきました。触れない・・私にとってはストレスでしたが、時間の経過とともに、また週末お友達のボランティアさんのおうちへのお泊りに出かけるたびに、性格もどんどんマイルドになっていき、抱っこも平気でできるようになった、ふわもこ柴のたか子さん。一時、よくなっていた皮膚病が再発したのですが、新しい治療法がうまくいき、御紹介いただいたフードもあっていたようで、再びたんぽぽの綿毛のようなかわいいたかちゃんになっていきました。
関東からお越し下さった希望者様とお見合。皮膚病改善してからお渡ししたいという此方のわがままを御理解頂き、ついに12月26日にトライアルに神奈川県に!たかこさん、飛行機で岡山を出発しました。その日も素敵なお友達がわざわざ空港までお見送りに来て下さって、お陰で泣き崩れることなくたかちゃんの旅立ちを喜ぶことができました。感謝です・・。
トライアルを1カ月と予定していましたが、嬉しいことにママさんから正式譲渡を・・とお申し入れがあったのは2週間経過してから。そして、今1カ月過ぎ、行政への手続きもすべて終了し、たか子さん、晴れて大好きなママさんの娘になりました!
「お元気ですか?今週末は寒波で西日本は大変なことになりそうですが、大丈夫ですか?こちらは寒いですが、まだその影響は来ていません。
たかちゃんはその後変わらず元気にしています。先週、朝起きたら雪が!どうする、散歩⁉︎と思いましたが、取り敢えず出てみることに。さすがに寒いと思った様子のたかちゃん、マンション出て直ぐの所で用を足し、直ぐにまたマンション入り口に戻りました。助かった〜 本当にたかちゃんは賢いです!(笑)木曜日に役所に行き、やっと転入の手続きを済ませる事が出来ました。
倉敷保健所への書類も本日やっと郵送することが出来ました。たかちゃんの写真を印刷して同封しました。職員の方々が安心して下されば、と思います。」
たかちゃん、神奈川のママさんの娘になりました。悲しい過去を払拭するような穏やかで楽しい余生をと祈ります。ボロボロの心と体で収容されたたかちゃんを一生懸命ケアくださり、命を繋いでくださった倉敷保健所の職員さん達に、私が引き出すと決めてからずっと応援、サポート、アドバイスくださったお友達の皆様に、特にわたしが家に置いてあげられない週末を預かり、心開いて下さったお友達のボランティアさんに心から感謝しています。
また、遠方よりお見合に来て下さり、皮膚病が悪くなったたかちゃんの治療が終わるまでトライアルを1カ月以上待って下さった御理解のあるママさんには感謝してやみません。
たかちゃんは私のレスキューわんこの中でも特別な存在になりました。右手に残してくれた大きな傷跡も今となっては懐かしい思い出です。たかちゃん、幸せになるんだよ。
諸々の感謝をこめて、書き綴りました。

写真左 : ママさんのおうちにて、安心しきって赤ちゃんのように眠る可愛いたかちゃんです。ママさんとは相思相愛。たかちゃんが選んだママさんなんです。
写真中 : わが家での愛犬Edとのお散歩の様子。ハンドラーに歩みを合わせられるお散歩天才犬でした。
写真右 : 倉敷保健所での様子。皮膚病が少し改善されてきたころです。此方の職員さんのことが大好きでした。保健所卒業日、様々な危険をはらんでいたので麻酔して検査と手術の予約をクリニックにしていました。その関係でその朝のお食事は抜かなくてはなりませんでした。こちらの職員さん、すべての準備を整えて私の到着を待っていて下さったのです。「家に入れたら匂いが気になるやろから、シャンプーしといたから・・」と。そして他の収容犬がご飯を食べている間、長めのお散歩に連れて行って下さったと。たかちゃんは愛されていました。神奈川にトライアルに出る前、保健所を訪問し、抱っこしている様子を見て頂きました。「たか子、きれいになったやんか・・」喜んで下さいました。素晴らしい職員さんです。

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