「ありがとう、リリーちゃん」（繋（元倉敷市保健所犬ボランティア）のペットログ #43010）

Edワンコの大切なお友達、Lily（リリー）ちゃんのこと、書き綴ります。

リリーちゃんは、Edワンコより2歳お姉さんの、保護ワンコでした。
ふわふわできれいな毛並み、穏やかで上品な、とても賢いワンコで、Edワンコたちの尊敬する教授（保護ワンコ、倉敷っ子のアミーちゃんのパパ）からは、グレース・リリーと呼ばれていました。

Edワンコは、結構ビビリワンコで、最初のころは、車がたくさん通る道をお散歩するのは怖かったんだけど、リリーちゃんが一緒に歩こうっていってくれて、ちょっとずつ歩けるようになりました。
Edワンコは、なかなか伏せができなかったんだけど、リリーちゃんとリリーちゃんママから、教えてもらってできるようになったんです。
リリーちゃんは、いつも静かにEdワンコができるようになるのを応援してくれてました。

Edワンコだけじゃなくて、Edワンコのおうちにやってくる、倉敷のワンコにも、とっても優しくしてくれました。
一緒にお散歩してくれたり、おすわりやお手ができるように励ましてくれたり、お散歩のコツをそっと教えてくれたりしたんです。

今、Edワンコのおうちにいる、Mayaちゃんや、Luluちゃんも、リリーちゃんとリリーちゃんママのおかげで、いろんなことができるようになったんです。

リリーちゃんが、ゆっくり、ゆっくりじゃないとお散歩できなくなってきて、寒くなってきて、短いお散歩を一緒にするようになって、でも、お正月すぎて、Edワンコのおかーさんが風邪をひいて、しばらくリリーちゃんのところまで行けなくなっていました。
そうしたら、リリーちゃんが、あまり歩けなくなったって聞きました。

次にリリーちゃんのこと聞いたときは、リリーちゃんがお空に帰ったってお話でした。

4月になったら、リリーちゃんは15歳のお誕生日で、
また一緒に桜をみようねって、約束してたのに・・・。

まだまだ一緒にお散歩したかったけど、
でも、本当にありがとうって、リリーちゃんに伝えたいです。

Edワンコも、Mayaちゃんも、Luluちゃんも、倉敷っ子のみんなのことも、ずっと助けてくれて、リリーちゃんは、みんなの憧れのお姉さんでした。
みんな、リリーちゃんのことが大好きでした。

リリーちゃん、お空から、Edワンコたちのこと、ずっと見守っていてください。
また、逢う日まで・・
ありがとう、リリーちゃん。