20歳の甘えん坊・翠に、これからも幸せな時間を
2026年夏の熊本地震で自宅が被災し、飼い主さんと離れて暮らすことになった20歳の猫、翠(すい)。目が見えず、耳も聞こえませんが、人が大好きで、初めて会う人にもスリスリと甘えてくれる女の子です。現在は腎臓につながる尿管が詰まり始める「尿管閉塞」を患っています。外科手術が必要な病気ですが、高齢の翠には手術が難しく、投薬による治療を続けています。翠がこれからも穏やかに、幸せな毎日を過ごせるよう、医療費の支援を行います。
熊本地震で被災し、飼い主さんと離れることに
2026年夏の熊本地震で自宅が被災し、仮設住宅への転居を余儀なくされた翠の飼い主さん。
耳が聞こえない翠は鳴き声が大きく、仮設住宅では近隣への影響も心配されることから、やむを得ず一緒に暮らすことを断念し、新たな預け先を探していました。
かかりつけの動物病院では安楽死を勧められ、悩んでいたところ、偶然、被災地で動物たちの捜索活動を行っていた「チームうーにゃん」の代表・うささんと出会い、翠の保護につながりました。

目も耳も不自由だけれど、人が大好きな甘えん坊
翠は20歳という高齢ながら、年齢を感じさせないほど元気な女の子です。
目が見えず、耳も聞こえませんが、初めて会う人にも怖がる様子はなく、撫でてもらうのが大好き。自分からスリスリと甘え、抱っこや爪切りもさせてくれます。
ほかの猫にはあまり興味を示さず、マイペースに過ごしています。

高齢のため手術が難しく、投薬による治療を続けています
そんな翠ですが、現在は左の腎臓につながる尿管が詰まり始める「尿管閉塞」という病気を抱えています。
症状が進行すると尿管が完全に詰まり、左の腎臓が機能しなくなるおそれがあります。本来は外科手術が必要な病気ですが、20歳という年齢や体力を考えると手術は難しく、現在は投薬による治療を続けながら経過を見守っています。

また、腎臓の状態を維持するため、毎日の皮下点滴も欠かせません。目が見えない翠が家具にぶつかって怪我をしないよう、生活環境にも配慮しています。
高齢の翠にとって、体調の小さな変化も命に関わる可能性があり、日々の細やかなケアが必要です。
翠がこれからも穏やかに、幸せな毎日を過ごせるよう、チャレンジ基金を通じて必要な医療費を支援してまいります。
健康上の理由、経済的な理由、災害などにより、止むを得ずペットを飼育できなくなるという事態は、誰にでも起こり得ます。その時、ペットが高齢であったり持病を持っていたら、里親はなかなか見つからず、飼い主もペットも途方に暮れることになるでしょう。
ですから、難しい状況のペットでも温かく引き受けてくださる保護団体を「みんなで支えること」。また、不遇のペットを愛情を持って迎え入れてくださるご家庭が増えるように「みんなで里親文化を育くむこと」。ペットを犠牲にすることのない、持続可能なペット文化を実現するには、これらの取り組みが欠かせません。
私たちの目標は、保護をしてくださっている災害時ペット捜索・救助チームうーにゃんの負担を軽減し、翠が必要とするケアを続けながら、翠に新しい家族を見つけることです。皆さまのサポートに心より感謝申し上げます。
チャレンジ運営事務局