チャレンジ終了のご報告

ウィリーが亡くなりました。

飼育放棄により長期間放置されていた老猫ウィリー。発見されたときには全身の毛が抜け落ち、骨と皮ばかりに痩せ細り、深刻な脱水症状を起こしていました。病院での検査の結果、血液の癌である悪性リンパ腫と診断され、脾臓や腎臓にも腫瘍が広がっていることが判明。完治は難しい状況でしたが、人懐っこく甘えん坊な性格のウィリーが少しでも安心して過ごせるようにと、ウェルカムチャレンジでは医療費の支援を行ってきました。治療を続けながら懸命に過ごしていましたが、先日、ウィリーは息を引き取りました。

レポート ペットのおうち®︎ 編集部

ウィリーのチャレンジ
https://www.pet-home.jp/challenge/wc524664/

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保護当初、ウィリーは食欲がほとんどなく、検査で悪性リンパ腫と診断されました。腫瘍は脾臓や腎臓にも広がっていましたが、治療により腎臓の腫瘍が小さくなる効果も確認されています。当初からすでに低体重で、軟便や下痢を繰り返すうちにさらに体重が落ちていきました。食欲には波があり、自力で食べられないときには強制給餌を行っていましたが、それでも一生懸命に飲み込もうと頑張っていたそうです。

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こうした状態が続き、体調は安定せず、先日保護主さんが外出していた数時間の間にウィリーは息を引き取りました。病院の先生の見解では、痩せすぎによる心臓発作の可能性が高いとのことです。 これまでウィリーの里親になることをご検討くださった皆様、また温かいご支援をお寄せくださった皆様に、心より感謝申し上げます。ウィリーのご冥福をお祈りいたします。

Welcome Challenge マロ こまめ さんご コウタ シンバ将軍
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健康上の理由、経済的な理由により、止むを得ずペットを飼育できなくなるという事態は、誰にでも起こり得ます。その時、ペットが高齢であったり、病を持っていたら、里親はなかなか見つからず、飼い主もペットも途方に暮れることになります。

ですから、持続可能なペット文化を実現するには、難しい状況のペットでも温かく引き受けてくださる保護団体を「みんなで支える」仕組みが必要です。

ペットのおうち®はウェルカムチャレンジを通じてこれを実現し、保護団体の負担を軽減しながら、保護犬・保護猫たちが早期に新しい家族を見つけることができるよう、皆様からお預かりした寄付金を、物資支援、医療費支援などにより保護犬・保護猫たちに直接お届けしています。

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