悪性リンパ腫と闘う、甘えん坊な老猫ウィリー
飼育放棄により長期間放置されていたウィリー。発見されたときには全身の毛が抜け落ち、骨と皮ばかりに痩せ細り、深刻な脱水症状に陥っていました。病院での検査では血液の癌である悪性リンパ腫が見つかり、脾臓や腎臓にも腫瘍が広がっていることが判明しています。完治は難しい状況ですが、人懐っこく甘えん坊な性格のウィリーが、適切な医療を受けながら、少しでも安心して過ごしていける日々を目指し、ウェルカムチャレンジを開始します。
極限まで衰弱した姿
飼育放棄により保護された高齢猫のウィリー。長い間放置され、病院に連れて行かれることもなく、ウィリーの体は全身の毛が抜け落ち、骨ばった体は針金のようにガリガリに痩せていました。深刻な脱水を起こし、命をつなぐことすら危ぶまれるほどの状態でした。
すぐに保護主さんによって病院へ搬送され、検査を受けた結果、血液の癌である「悪性リンパ腫」と診断されました。その影響で脾臓や腎臓にも腫瘍が広がっており、完治は難しい病気です。

穏やかで甘えん坊な性格
それでも、ウィリーは、人が大好きでとても甘えん坊。初めて会う人にも撫でられたり抱っこされたりでき、甘えたいときには自ら鳴いて呼んでくれます。常に人とくっついていたいタイプで、膝の上に上がってきてゴロゴロと何時間でも甘えてくれる穏やかな性格です。猫や犬に対しても協調的で、追いかけたりしつこく迫ることもなく、仲良く一緒に過ごすことができます。

食事には工夫が必要です
保護当初は食欲がなく、とても痩せていましたが、現在は少しずつペースト状のフードを食べられるようになりました。歯がないため固形物は食べられず、フードは舐め取りやすい形状に工夫しています。消化機能が弱く嘔吐しやすいため、消化に配慮した療法食を与えながら体調管理を続けています。

穏やかな時間を
ウィリーは悪性リンパ腫のため、体調に波があり、定期的に腫瘍の進行度を確認する検査や通院が欠かせません。常に誰かがお家にいる環境で、細やかなケアと見守りが必要とされています。 ウィリーが少しでも穏やかに、そして安心して過ごしていけるよう、今後の治療やケアに必要な医療費をウェルカムチャレンジを通じて支援してまいります。

健康上の理由、経済的な理由、災害などにより、止むを得ずペットを飼育できなくなるという事態は、誰にでも起こり得ます。その時、ペットが高齢であったり持病を持っていたら、里親はなかなか見つからず、飼い主もペットも途方に暮れることになるでしょう。
ですから、難しい状況のペットでも温かく引き受けてくださる保護団体を「みんなで支えること」。また、不遇のペットを愛情を持って迎え入れてくださるご家庭が増えるように「みんなで里親文化を育くむこと」。ペットを犠牲にすることのない、持続可能なペット文化を実現するには、これらの取り組みが欠かせません。
私たちの目標は、保護をしてくださっている災害時ペット捜索・救助チームうーにゃんの負担を軽減し、ウィリーが必要とするケアを続けながら、ウィリーに新しい家族を見つけることです。皆さまのサポートに心より感謝申し上げます。
チャレンジ運営事務局