- 登場ペット:
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ついに、ついにやって来た。アンジーと一緒に。
山暮らしのアンジーに、この伊豆の海を見せたかった。
今日の海の色は、いつもの青々とした伊豆の海の色ではなく、
台風の後で茶色く濁っている。残念。
それでも湿った海風と潮の香りはいつものとおり。
私とアンジーが暮らす貸し別荘から歩いて20分くらい。
周りは海に突き出た断崖絶壁が多く、波打際まで行けない。
ここは波打際まで行ける数少ない場所だ。
アンジーは初めて見る海をどのように感じたか
潮風をクンクンと嗅いで、あとはいつもの調子。
アンジーらしい。
いつか、アンジーが自由を楽しんだ野山を一緒に
歩きたいと思う。
アンジーは保護される前、野山で暮らし数十匹の子犬を
産んでいる。
もともとは人に飼われていたらしい。
捨てられたのか、脱走したのか・・・・・・。わからない。
野山で一体どのように暮らしていたのか。
何を食べていたのか。雨や雪をどこでしのいでいたのか。
時折、集落の人に目撃されていたが、なかなか人間には
近寄って来なかったらしい。
野山で産んだ子犬は良好な発育だったらしい。
子犬を健全に育てられるほどの良質な母乳。
一体、何を食べていたのと聞いても、アンジーは
知らん顔をしている。
いつか、行こう。
のびのびと自由を謳歌し、ブラッド・ピットのような
ハンサムな旦那さん犬と出会い、かわいい子犬たちを産んだ
野山へ。
私も毎日、自由を楽しんでいる。
一緒に行こうね。アンジー。


