続き
↓資料の口頭説明文・資料の根拠を文字に起こしたものです
P4,5のポイント 考えらえるペット問題と対策
これらは、ペットの飼い主が挙げてきた項目。
こういったクレームがあるだろうから、 対策がなされていないであろう避難所には 「遠慮」して行けないということ( P3説明内ニュース参照)。
常識的な飼い主が増えてきた。こういう飼い主が、避難所に来ないということは、「そうでない」飼い主が避難所では比率が大きくなってしまうかもしれない。そうなると、ペットトラブルを解決してくれる、運営してくれる人材が避難所に来てくれず、混乱が混乱を招くことも・・。
実際、避難所ではあれもこれも要求する飼い主もいた。何か言おうものなら「ペットを飼っていないあなたに何がわかるの!」と話にならないケースも。こうならないためにも、良識的な飼い主に、ペット避難エリアについて主導で運営してもらえるよう、来てもらえるように早めに呼び込んでおくのも手である(「うちの避難所に、遠慮しないで来てね。運営を一緒に考えて欲しい!やってほしい!」→「それなら、友達にも声をかけてみようかしら、備蓄品足りなければ寄付しようかな」etc)。
①生活動線を分ける
②〃、ダニ予防薬
③生活動線を分ける
④次亜塩素水消毒
⑤生活動線を分ける、次亜塩素水消毒
⑥P2 災害ツリー参照
⑦生活動線を分ける(ペットが給餌や世話をされている様子を見て、自分よりも大切にしていると怒る住人がいるため)、人間に使えるものもあり「皆」で使えるものであるとアナウンス、寄付を募る方法もある、良識的な飼い主が避難所に集まれば、備品食料を分けてくれる。
なお、食料品については、備蓄を意識していなくても 1ケ月分を保有する飼い主も少なくない。資料作者でいえば、「購入する 1回の食料は2kg」÷「猫1匹一日44gフード消費」=45日分(最も保有量が少ない時でもこれくらい)。送料も考慮すると、ある程度まとめて購入する飼い主もいる。横浜では、避難所に7日のフードをもってくるように言っているが、持ってこれない人の分も考え、余裕のある人には1ケ月分以上の量を持ってきてもらえば、しばらくは食料について焦ることはなく、避難所の負担も減る(共助)。
「横浜市」は「同行避難」を推奨しているが、ペットを逃がさない、管理のしやすさでは 「同伴避難(動物と居住域を同じくするのは飼い主だけ)」 の方が圧倒的に楽!
「動物も命を守れる環境」でなければ意味がなく(世田谷の避難所では同行避難 OKとしたところもあったが、実際には動物が飛来物等から命を守れるような環境ではなかったことから、その飼い主は避難所を出て行った)、またA.飼い主と離れることで鳴いたり(分離不安)、B.人の目につかない所での管理は、いたずらや虐待されるトラブル、C.飼い主がペットの世話のために、住居スペースとペットスペースを行き来してうるさいという問題もある。 ①動物が苦手な人にとっては、盲導犬でもダメな場合がある。どんなにしつけ、手入れをしていても「形が嫌」等、 存在自体が許容出来ない住民がいることも考慮しなくてはならない。 盲導犬は訓練されているため、虐待されても声をあげない。ペットの飼い主の近くに誘導するのも一つの手。こういった場所を決めることが正常な運営に求められる。「動物飼育エリア」さえ決めてしまえば、話は進みやすい(次頁)
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ポイント 【場所を決めたもの勝ち】
備品準備、避難所要員は、飼い主が出来ること。「避難所に来たら全員動く、担当を持つ」のが当たり前という意識の定着が必要(共助)(これは資料作者も機会のあるごとに 飼い主へ訴え続けます)。
避難所となっている学校の生徒も、ペット問題で被害者になる可能性 があることを考慮し、校長に使用出来る場所の選定を積極的に協力してもらうことが理想です。
ペット問題が無くても「避難所スペース」を多く確保しておくことは、「想定外」の事情が起きた時に役立ちます。前回の台風時には避難所スペースとなるべきところが「改修中」だったため、収容人数を減らさなくてはいけないイレギュラーケースもあったのです (行政担当者談)。
災害発生3日目の避難者は300万人で内180万人は避難所へ、他120万人は公園や屋内避難であろうと試算されています。しかし、2週間後には避難者は720万人まで膨れ上がります。自宅避難していた住民が停電・断水・火災・倒壊等で新たに避難場所を求めることになるのです。避難所は、作りが頑丈なマンションの住民が避難してくることを想定していないことが多いのですが、避難所へ来ないと食べ物を貰えない運営である場合は、住民が食料を求め避難所へ結局来ることになるのです(NHK 体感直下型地震 DAY33 33分29秒~)。考えたらキリがありませんが、場所を決めておくこと自体お金のかかることでもありませんし、「災害・震災が来る前に」現在の避難スペースに加え、更に第二、第三のスペース確保を想定しておくことは準備「し過ぎる」ということはありません。予め準備をすれば「最高の選択」は出来なくても「最悪の選択」を避けることが出来ます。特に人口密集したエリアでは「市」の作った対策を頼りにするだけでなく、地域独自の対策を作ることが求められます(人間の食料も1ケ月分備蓄等)
2019年台風19号では、荒川付近住民は動きました。「自主避難」だけで7500人の人が避難所へやってきたのです。防災意識が高くなったのです(NHK 体感直下型地震DAY4 46分頃)。これが自分の地域だったら、、、、。
殆どの人が震災・災害未経験者です。最初から「完璧な対策」は絶対に作れません。それでも「他の避難所、他の都市よりも早く手をつける」方が後手に回るよりも やりやすくなります。自ら動くことで、「ここの避難所は色々考えてくれているんだ!」という印象を持たれるので、「やりたくない雰囲気の避難所」よりも、応援してもらえますし、何よりも「失敗」があったとしても温かく見守ってもらえるのです。積極的に一生懸命頑張ってくれている人達に、文句をいう人は少ないでしょうし、冒頭で説明した
「なぜ予めペット受入れのルールを決めていないのか」という苦情の心配は無くなるでしょう。
他参考
〇高齢者に対する取り組みが進んでいる自治会 葛飾区東新小岩7丁目町会 中川さん(NHK 同番組内で取り組み紹介)
〇災害発令された時点でマンションロックを解除する 東京 葛飾区青戸(〃)


