• 別れ
  • 2018年07月11日 | view 662
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両親は、どうした?・・・そこまでするか!

onioni さん
onioni さん

 それでは、『バギーラで父性本能 再々復活 3』の正解発表です!
っと、その前に、この回からお読みいただいた方にはチンプンカンプンだと思いますので、『バギーラで父性(母性)本能再々復活』・『バギーラで父性本能再々復活2』・『バギーラで父性本能再々復活3』を、お読みいただけると幸いです。(長文ですよ!覚悟してください!)

 このログを書いている間、笑っていられない災害も。
豪雨、大変な被害が出ているようです。
亡くなった方、被害にあわれた方々に、お悔やみとお見舞いを申し上げます。
また、沢山の動物たちも被害を受けた模様・・・心配です。
今回の投稿、躊躇しておりましたが、少しでもホッコリして頂けると幸いです。

 余談です。
サッカーロシアワールドカップ。
サムライブルーの面々・・・どうしても、動物に見える!っていうか、例えてしまいます。
彼はサルーキ・・・彼はチョット細めのベンガル。監督はアイリッシュセッターで、その横のコーチはピットブル。あの控えの選手はマンチカン。
その中で、どうしても、どの角度から見ても、あの動き方と風貌・・・柴犬にしか見えません・・・
岡崎選手。スミマセン。。。
 
 さて、本題(正解)に入りましょう。
父、東京生まれ。母、コテコテの関西人。なので、以下、読み辛いと思いますがご勘弁を!

 ディッキー、六回目の夏、七回目の冬を越した三月初旬、実家。
「あの子に、またあんな暑い季節を過ごさせるのは可愛そうや。」っと、母。
「ど、どの口が言うとんネン!“手”!」って、手の甲を母の肩に当てるような独り言。

母「エアコンは体に毒や。・・・引っ越す!」
私「何処に?」
母「山梨県。」
私「?や、山梨?・・・この家は?・・・貸すの?」
母「売った。」
私「??・・・??」
母「新しい家、大工さん、頑張ってはる。」
私「???・・・???」
母「自然には勝てへん。渡り鳥みたいに自分達で動く。鳥はええわ、土地、買わんでもええもんなぁ。」
私「いつ?」
母「ピッカピカの一年生を見届けてから。お父さん、久々にスーツ陰干ししてはるで!」
私「ら、ら、来月?!」
母「涼しいねん。山の中やねん。キノコやウド、ワラビやゼンマイもぎょーさん。清流もあってな、沢ワサビも自生しているねん。水、美味しいねん。な、お父さん!」
父「うむ。」
私「出た~、山菜ババア~!」って、独り言。
母「あんた達が巣立った後の、こんな部屋数がある家・・・もう必要ないねん。掃除、しんどいわ!」
私「そりゃ、そうやけど・・・。」
母「こんなクソ暑いとこ、あの子には酷やわ。」
私「二回目!!」って、独り言。
母「エアコン、いらんねん・・・そこ!扇風機もいらん!そうやな、お父さん?!」
父「うむ。」
母「冬なんか、氷点下15度くらいになる事もあるねんて!あっ、不凍液、買っとかなあかん・・・。ディッキー、喜ぶわ!真夏でも25度前後・・・年中、何時間でも散歩出来るわ!な、お父さん!」
父「うむ。・・・片道二時間半、ディッキーパン、売っている。」
私「なんぼ、歩く気やっ!」って、独り言。
母「あんた達には仕事があるから、ここ、離れられへんやろ?孫二人のこれから先の事もあるし・・・私たちは自由やから、ディッキーは、私らが育てる・・・こんなクソ暑いとこ、アカンわ!」
私「三回目!!!」って、独り言。
母「ディッキーには前から話してあってんけど、あんたら、聞いてへんかった?」
私「・・・・・・」
母「ディッキーは口、固いなぁ~。でも、ディッキーには引っ越しの事と、あの子も連れて行く事をセットで話しとかな、気ィ悪いやろ?感受性、高い子やから。」
私「じゅ、順番、違うやろ?」
母「あんたらはせっせと人間の子供を育てたらええねん。そら、人間の子供の事を考えたら、傍に犬が居る生活はええ事やろうけど、犬の身になって考えったって。こんなクソ暑い、アスファルトだらけのとこ、嫌やろ?」
私「ハイ!四回目!!!!」
母「ほんでまた、蛇口から出てくる水、ぬるいし、まっずい不味い。あんたも、こんな不味い水使って、よう、料理作ってるわ!」
私「ええ浄水器使ってる!っちゅうに!」
母「あんたらの部屋も造ってるし、いつ来てもええよ。」
私「うん、ありがとう・・・って、ちゃうちゃう!ディッキーの環境変化に対する生活行動を見てあげないと。」
母「最初、半年こっちで、半年向こうで、でもええよ・・・あ~違う違う!四月から十月いっぱい暑いから、私のとこには七ヶ月やな!・・・念の為に八ヶ月!」
私「風呂、入れるのも益々大変になるよ。」
母「川!」
私「食事代もかかるし。」
母「結構ええ値段で売れてん・・・家!」
私「病気になったりしたら・・・」
母「気合い!」
私「ちゃうちゃう、ディッキーや!」
母「こんなところに居るより、めちゃくちゃリスク低いやろ!」
私「蚊・・・」
母「蚊ぁ?・・・おらへん、おらへん。標高高いから。」
私「ノミ、ダニ・・・」
母「ちぎって投げる!・・・大丈夫、大丈夫。子供の頃から慣れてるから!皮膚に食い込んだ牙も引き抜いたる!」

 「・・・・・・・・・・・・」

母「ところで、あんた、扇風機と扇風機の小屋、いらんか?」って。
椅子から転げ落ちそうになりました。。。

 家、売って、引っ越し・・・ディッキーの為に。

 私たち家族にとっても、避暑地となりました。スキーも復活できました。
ディッキーは、人間の姉弟に水遊びを教え、監視員役も。ゲレンデではその二人をソリに乗せ、何度も頂上まで連れて行ってくれたリフト犬。
多くの問題犬を一時預かり、ディッキー先生指導の下、再び人間界で生活できる様、仲間を助けました。ディッキーの毅然とした態度から、沢山の事を学びました。

 引っ越してから十年、ディッキーは天国に。シロの分も楽しんでくれたかな。
泣き言を一切言わず、勇敢で、キリリとした男前のままで。
家の美魔女「今度生まれ変わっても、うちにおいで。毎晩、お腹撫でてあげるから。」
長女「あの時、助けてくれてありがとう。私、ディッキーみたいな人と結婚したい。」
長男「全敗やったけど、また、サッカーしような!このボール、入れとく。」
母「人間の男三兄弟育てるの、大変やった。三人合わせて15年も反抗期に付きおうた。お前は一回も反抗せんかった。家を守ってくれておおきに。最初、暑い思いさせて、ごめんやで。」
父「俺を助けてくれた。一度も裏切る事は無かった。信頼足る男やった。もう一度教壇に立てるとしたら、お前みたいな教師になりたい。立ち姿だけで信頼されるような。」

「ガーゼに湿らせた水、くれるの?・・・美味しい・・・」
「みんな、泣かないで・・・微笑んで・・・ボク、楽しかった・・・」
「ダディ、マミー、僕をもらってくれてありがとう・・・ボク、殺されずにすんだ」
「ジイジイ、バアバア、育ててくれてありがとう・・・オムツ、ごめんなさい。汚れた」
「姉弟よ、ケンカはあかん。仲良くな・・・」って、弱い深呼吸をして目を閉じました。
ディッキーは、ちゃんと、両親が思い描いたように、願ったように・・・老衰死でした。
爺さん婆さん孝行でした。リビングの先に見える蔓桔梗の下で、土に戻りました。

それを追うように父も永眠。
父の肉球、ディッキーと同じく、立派でした。ディッキーの横で眠っています。

家、子供、孫、友人、便利さやしがらみ、不動産価値・・・たった一匹の犬の為に、綺麗な空気、美味しい水、快適な気候を優先させた両親・・・私にはまだまだ無理です。。。

 母?
女性は強い!85歳、いや、85%は男化していますけど、元気です!
・・・最近、落ち込んでいましたけど、徐々に回復・・・。
この「バギーラで父性本能再々復活」をログしようと決意したもう一つのキッカケでもありましたが、ディッキーと約六年、両親の家で一緒に暮らした家族、チョコラブのローズ、先々月、永眠しました。
ディッキーと同じく老衰死でした。十六年三カ月。天真爛漫な優しい子でした。

 ディッキーの事、第4弾までお読みいただき、ありがとうございました!
今後も、ディッキーとの生活エピソードをもう少し書くかもしれませんが、またお付き合いください。
掲載の写真は左から『長女を見守る、クソ暑い家の玄関前ディッキー』
真ん中が『山奥に引っ越し、清流を満喫するディッキー』
右が『全ての生き物に尻尾を振り続けた愛嬌抜群のローズ』

 正解者の中から抽選で、「ディッキーパン」を3本!
*ペッタンコにして少々乾燥させてから封筒郵送いたします。(辞退も可)
ニアピン賞の方には、バギーラの抜け毛を2年分集めた「増毛セット」!
*ニアピン賞も実際に送る事ができます。(辞退も可)
10年集めて、ちっちゃいバギーラを作ろうと思っていましたが、仕方ありません。

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