• 保護活動
  • 2018年08月18日 | view 571
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元野良猫が最愛の家族に。

里親募集をしていて、応募者さんから良く聞かれる事。
「抱っこは出来ますか?」
人馴れした、懐っこい子を希望する気持ちは凄く分かりますし、
初めて飼う場合は特にですよね。

私が初めて保護した3兄妹。唯一の女子しましまちゃんは
人間は信用するな!というお母さんの教えを守る、とっても良い子でした(笑)
撫でたりは出来るものの、結局2ヶ月一緒にいた私にも懐く事はありませんでした。
もうこういう子だと思って接してあげて下さい、と譲渡の際に伝えたくらいです。

ところが先日、
「自ら私のところへ来て腕の中で寝てくれました!とても感動です!」
こんな報告と共に写真(2枚目)が届いたのです。

里親さんの愛情がお母さんの教えを越えた瞬間でした。
「20年くらい一緒に過ごす予定なのでお任せください」
と言った里親さんの覚悟は伊達じゃなかった!

外で必死に頑張って来た子ほど、人間が苦手です。
でも、それは鎧を被った仮の姿。本当はどの子だって甘えたいのだと思います。
実際、警戒心の強かった子が里親さんの元で甘えん坊になったとの報告も頂きます(写真3枚目)

新しく家族を迎える時、そういう子にも目を向けていただけたら嬉しいなと思います。
自分の愛情によって、閉ざした心が次第にほぐれていく過程は、
とても尊く、愛しさもひとしおなはずです。

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むびらき

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