FIPと闘う、白血病キャリアのクララ
1匹で外を彷徨っているところを保護されたクララ。ウイルス検査で白血病が陽性と判明し、預かり先が見つかるまで狭いケージで過ごしていました。ようやく自由に過ごせるようになった矢先に、FIP(猫伝染性腹膜炎)を発症し、急激に体調が悪化しました。まだ小さな体で病気と闘うクララが、FIPを寛解し、安心して暮らせる新しい家族に出会えるよう、ウェルカムチャレンジで支援いたします。
小さなクララの保護と検査結果
外を彷徨っているところを保護されたクララ。保護後のウイルス検査で、白血病陽性であることが判明します。他の猫に移らないよう、クララは猫を飼っていない預かりボランティアさんが見つかるまで、狭いケージの中でひとり寂しく過ごしていました。ようやく預かりさんが見つかり、部屋中を自由に歩き回ったり、甘えたい時に人に甘えたり、おもちゃで遊べるようになった矢先に、目が濁り、頭がふらふらするなど体調が悪化しました。
FIP(猫伝染性腹膜炎)の発症
血液検査の結果、難病であるFIP(猫伝染性腹膜炎)を発症していることが判明しました。一般的にFIPはストレスや免疫力の低下が影響すると考えられており、急激に症状が悪化することが多いため、早期の治療開始が重要です。
まだ1.3キロと小さな体のクララのFIP寛解、里親決定を目指して、支援いたします。
健康上の理由、経済的な理由、災害などにより、止むを得ずペットを飼育できなくなるという事態は、誰にでも起こり得ます。その時、ペットが高齢であったり持病を持っていたら、里親はなかなか見つからず、飼い主もペットも途方に暮れることになるでしょう。
ですから、難しい状況のペットでも温かく引き受けてくださる保護団体を「みんなで支えること」。また、不遇のペットを愛情を持って迎え入れてくださるご家庭が増えるように「みんなで里親文化を育くむこと」。ペットを犠牲にすることのない、持続可能なペット文化を実現するには、これらの取り組みが欠かせません。
私たちの目標は、保護をしてくださっているてらねこの負担を軽減し、クララが必要とするケアを続けながら、クララに新しい家族を見つけることです。皆さまのサポートに心より感謝申し上げます。
チャレンジ運営事務局