猫の身体には、人間にとって可愛い部分がたくさんある。
しっぽもその一つだ。
昨年17歳8ヶ月で他界した、我が家の♀のしっぽは、とってもヘンな(笑)
しっぽだった。
太くて短くて、まるでロープがもつれてほどけなくなったヤツを、腹立ちまぎれに
床に投げ捨て、その上を踏みつけて、さらに拾い上げてねじったような(笑)
しっぽだった。太くて途中でコブができたようなデコボコがあって、短い。
でも本人(本猫)は、毛づくろいして大事に舐めていた。
その子のコンパニオンで今も生き延びている(笑)18歳のじっちゃん猫は、
短いけど、先細りですらっと形の良いしっぽだ。
短いけど、なかなかよいしっぽだと思う。この子には似合っているし、
完璧なしっぽでなくてもいいんだと思える。
それにこの子は10歳くらいまで、とっても人見知りで私でも簡単には
捕まえられないような子で、引っ越しでケージに入れるとか、パルサン焚くから
ケージに入れるとか、捕まえる必要がある時には追いかけっこになり、
一番掴みやすいしっぽを掴むしかなくて、しっぽ掴まれ慣れているからか(笑)
しっぽを触られるのが全くイヤではない子だった。
近くに寄ってきた時に、しっぽ さわさわしても、引っ込めない。
昨年もらってきたサビ姉妹(現在1歳)1は、じっちゃん猫と同じくらいの
長さだが、急に切り取ったように付け根と先が同じような太さで、
なんだかタヌキみたいだ。(この子は全身でタヌキ風味を醸し出している)
私はひそかに、タヌキじっぽと呼んでいる。
サビ姉妹2の方は、うちで唯一真っ直ぐの普通のしっぽを持った子だ。
仔猫の時はしっぽが長くて、時々踏んでしまっていた(笑)。
何しろ、他の子はみんな短いから、しっぽをわざわざよける習慣が
わたくしに無くって・・・
でも成長しても、しっぽの長さは変わらないようで、今はさほど長く感じず、
あと2~3センチ長ければ、本当に完ぺきな美しいしっぽだったのになと思う。
先日、じっちゃん猫が食べなくなったキャットフードを寄付しに行った
保護猫カフェで、2匹の猫を見たが(若い子たちは奥の方にいたようで、
年配の子が入口付近のお気に入りの場所で寝ていた)、
そのうちの白黒の子のしっぽったら、本当にヘンなしっぽだった。
まず、真っ直ぐで長いのだが、よく見ると先に何かついているように
先端5センチ程度が折れ曲がって戻ってきている。
さらに、その折れ戻りの部分だけ太くて黒い。まるでしっぽの先に
何か付けているかのように。
あの折れ曲がりの内側にゴミが溜まったり、垢が溜まったりしないのかしら
と、余計な心配をしちゃうくらい、ヘンなしっぽだった。
しっぽって、猫の機嫌が現れる部分でもある。
昨年他界した♀ニャンは、常にしっぽが上向きで肛門が丸見えだった(*´艸`)
亡くなった後に、ふと気になって調べたら、しっぽが上向いているのは、
猫が機嫌のよい時だということがわかった。そうか、あの子はいつも
機嫌良くしていたんだ、嬉しいな。
じっちゃん猫は、いつもしっぽは真っ直ぐ。身体の線からそのまま伸びて、ちょっと
上に流れているという感じだ。
サビたちは、たぬきじっぽはまるで、ツチノコの胴体がぶら下がったような重厚感が
あり、重いのか、いつも叱られているから(笑・ワンパクなもので)か、
結構ぶらりんとしていることが多い気がする。
サビ2の方は長いので、くねくねしている事が多い。何かを夢中になってみている時も
先っちょ5センチくらいがくねくねしていたり、テンション上がって私のところに
抱っこを求めてくるときも、くねくねしている(最もこの子の身体全体が、
ムチムチ・くねくねした動きをするのだが)。
人間にはないしっぽ、面白いな。


