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  • 別れ
  • 2019年02月28日 | view 2,542
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お別れとマウス飼育総括

REDNOTE さん
REDNOTE さん

今朝マウスのケージを覗くとクロが巣箱の中で冷たくなっていました。ウェットテイルで水をあまり飲まず餌を食べず、元気が無かったので予想出来ていて心の準備はしていました。安らかに眠ってほしいと思います。

クロの追悼とマウス飼育の総括として少しまとめてみます。
クロについては私によく馴れてくれました。出産、子食いと言う忘れられない大きなイベント(事件)がありました。思い返してみると、子食いしたあとから餌を食べる量が一気に減りました。水を飲む量も一気に減りました。それまでは毎日ガブガブ飲んでいた様です。深夜給水ボトルの音が激しくしましたし量もそれなりに減っていました。その数日後にウェットテイルを発症し、最後はとても衰弱していました。その姿を見て以前飼っていたゴールデンハムスターの姿と重なりました。ハムスターはウェットテイルを発症していませんでしたが、餌食いが悪くなって衰弱死でした。原因はわかりませんが、あとでヒノキアに原因がある可能性を疑いました。今回のマウスケージは全面ヒノキア100%です。ハムスターの様に自分で毛繕いしたりかいたりしないので気づきませんでしたが、クロは基本巣箱の中か餌皿か水飲み場にしかいませんでした。パンダマウスはそれに加えて回し車とキッチンペーパーの芯の中にしかとどまりませんでした。事後の推測にはなりますが、やはり床材に問題があるのかもしれません。

マウス飼育の情報収集として、獣医・爬虫類飼育者のブログやYouTubeなどでマウスの飼育・繁殖動画を貪るように数十例を参考にしました。基本広葉樹マットと卵ケースを床材にし、卵ケースが齧られ崩れて混ざって巣にした状態の飼育環境が多かったように思います。この方法だとある飼育者も言ってましたが、匂いがかなりキツいようです。あるブリーダーは6畳くらいの部屋一室をネズミ部屋として飼育しており、部屋床一面を完全養生して毎回マスク着用で入室して世話していました。私が譲渡してもらった方も、「爬虫類の餌目的で始めたが家族に反対されて、今は仕事用の倉庫で外国人を雇って飼育・繁殖している」と言っていました。

総合的に考えると、マウスの見た目や馴れる可愛さの良い面ばかり見ていて、匂いのキツさや子食いや軟便体質と言う生態面を軽視していたのかもしれません。ハムスターなどに比べると情報がとても少なかったのですが、よく調べたのでキャッチは出来ていました。しかし実際飼育するのではまるで違いました。情報が間違っている事も多々ありましたし、知っていると理解しているの差で認識を変えた事も多くありました。

あくまで仮説ですがネズミの飼育の床材にヒノキアは向いて無いと思います。ただラットの飼育でヒノキアを床材にしている動画やブログを幾つか見たのであくまで仮説としておきます。ラットの平均寿命は2-3年と言われていますが、そこまで記録している飼い主はいなかったのも事実なのでやはり仮説となります。少し脱線しますが、ゴールデンハムスターの平均寿命は二年半~三年半らしく五年生きた例もあります。しかしブログ等実際飼育をしている飼い主の記録を見ていると、愛情が深い人ほど2年前後で寿命を全うすることなく亡くなる傾向がある様です。ハムハム探検家さんの環境下では平均1年半との事です。これは触りすぎによるストレスであったり、溺愛・過保護を起因とする高カロリーな食生活による肥満からの様々な疾患が主な原因らしいです。生食をメインで量の規制なく育てた結果のようです。文献にあたらず、ハムスターが好むものを与えて喜んでもらいたいという思いが軸にあるらしいですが、個人的には飼い主の間違った認識により寿命を全うできなかった例だと思います。あとゴールデンハムスターの飼育でもヒノキアを床材にしている写真や動画を幾つも見たことがあります。それらのアカウントのその全ての記事やコンテンツの記録を確認してみても何年生きたかの情報はありませんでした。話を戻しますと、ハムスターやマウスはヒノキアを床材にする事によるアレルギーやストレスを抱える可能性があるのでオススメできないということです。
とは言えまだ大量に余っていて、どのように消費するのが良いか考えたいです。以前ハムスターのトイレの砂にヒノキアを混ぜるとトイレでおしっこしてくれなくなりました。恐らく匂いが原因だと思われます。いつになるかわかりませんがラットを飼おうと思っていますので、その時にトイレ材として消費しようとぼんやり考えています。うさぎを飼っている身近な知り合いがいればよいのですが。
マウスの飼育についてはこれを機にお休みしようと思います。

最後にペットログ検索でマウス飼育についての素晴らしい情報がありましたので掲載致します。

ファンシーマウスおすすめ飼育方法とケージ
https://www.pet-home.jp/petlog/repocg_7/repo11936/

ファンシーマウス繁殖
https://www.pet-home.jp/petlog/repocg_7/repo11957/

ファンシーマウス遺伝
https://www.pet-home.jp/petlog/repocg_7/repo11961/

このサイト特有の涙評価が多くついているのがとても不思議ですが、他のサイトと比較してもとても有益な素晴らしい情報です。(私はすべて笑顔マークをクリックしました)
ただ、私の経験から繁殖記事の「マウスはハムスターよりは子食いしません」の部分だけは腑に落ちませんでした。それぞれの個体、環境に依存するのだろうと思います。他のサイトではマウスは頻繁に子食いするという情報がありましたし、私もそれを経験しました。私が最も参考にしたマウスを数百匹以上繁殖させているブリーダーさんにマウスの子食いについて質問したところ「自分の繁殖経験で言うとマウス個体の性格や育った環境が原因だろう。子食いする個体は全部食べちゃうし、同じ環境で飼育しても子食いしない個体は何度出産しても一度もしない。子食いする個体はまあまあいますよ」とご回答頂きました。
マウスはミッキーマウスのモデルになった動物ですので、ペットとしてもっと普及する可能性を感じていたのですが、対策しても臭うのがペットとして普及する歯止めになっているのがよくわかりました。ペットショップでもハムスターに比べ展示数が明らかに少なく、展示すらされていないケースも少なくないように思います。ハムスターに比べて遥かに人間に馴れますし、指を噛むことがありませんし、芸も憶えます。現在、レアではありますがサテンやテディや長毛などの毛質の様々なカラーのマウスも入手できます。おしっこの臭いさえ我慢できれば良い家族に成れると思います。

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