膵炎を発症 入院治療が必要な老猫ジン
高齢の飼い主さんが自宅での生活を続けることが難しくなり、飼育放棄によって保護された老猫のジン。環境の変化による強いストレスからか、現在は膵炎を発症し、入院治療が必要な状態です。15歳という高齢でもあり、他の臓器への負担にも注意しながら、慎重な治療が続けられています。ウェルカムチャレンジでは、ジンが安心して治療を続けられるよう、医療費の支援を行います。
環境の変化のなかで見つかった異変
ジンは高齢の飼い主さんの入院をきっかけに保護されました。
受け入れ当初から食欲があまりなく、慣れない環境による緊張もあるだろうと見守られていましたが、保護から約10日後、黄土色の尿が確認され、受診したところ膵炎が判明しました。 本来であればすぐに入院治療を行う予定でしたが、ゴールデンウィーク期間中で受け入れ可能な病院が見つからず、通院による治療を続けることに。
現在は入院しており、静脈点滴やステロイド治療を中心に治療が行われる予定です。

高齢の体に負担をかけないように
膵炎は、回復までの期間を断言することが難しい病気です。
特にジンは15歳という高齢であるため、膵臓だけでなく他の臓器への負担にも注意する必要があります。 治療には長い時間がかかる可能性もあり、今後は新たな疾患が見つかることも否定できません。それでも、少しでも穏やかな時間を過ごせるよう、日々のケアと治療が続けられています。
人と暮らしてきた穏やかな老猫
ジンは、もともと家庭で暮らしてきた猫です。とても穏やかな性格で、一緒に受け入れられた猫たちを庇うような姿も見られました。
シェルターでたくさんの猫たちのなかで暮らすよりも、この子だけを見守ってくださる家族のもとで、落ち着いた生活を送ってほしいと保護主さんは願っています。 ウェルカムチャレンジでは、引き続きジンの医療費支援を行ってまいります。
健康上の理由、経済的な理由、災害などにより、止むを得ずペットを飼育できなくなるという事態は、誰にでも起こり得ます。その時、ペットが高齢であったり持病を持っていたら、里親はなかなか見つからず、飼い主もペットも途方に暮れることになるでしょう。
ですから、難しい状況のペットでも温かく引き受けてくださる保護団体を「みんなで支えること」。また、不遇のペットを愛情を持って迎え入れてくださるご家庭が増えるように「みんなで里親文化を育くむこと」。ペットを犠牲にすることのない、持続可能なペット文化を実現するには、これらの取り組みが欠かせません。
私たちの目標は、保護をしてくださっているこねこサポーターの負担を軽減し、ジンが必要とするケアを続けながら、ジンに新しい家族を見つけることです。皆さまのサポートに心より感謝申し上げます。
チャレンジ運営事務局