左右の肺に腫瘍を抱えるペシュ
飼育放棄により保護されたフレンチ・ブルドッグのペシュ。人が大好きで、誰にでも駆け寄っていくほどの甘えん坊な女の子です。一方で、左右の肺には複数の腫瘍が見つかるなど、いくつもの病気と向き合いながら治療を続けています。それでも変わらず人に寄り添うペシュに、あたたかい家族が見つかるまで医療費の支援を行います。
飼育放棄されても甘えん坊
飼育放棄により保護されたフレンチ・ブルドッグの女の子、ペシュ。人が大好きで、初めて会う人にも迷いなく駆け寄り、撫でられると嬉しそうに体をすり寄せます。抱っこをしてほしくて、前足をかけて甘えることも。他の動物に対しても威嚇や怯えはなく、落ち着いて過ごすことができる穏やかな性格です。

見た目では分からない複数の病気が判明
保護当初、ペシュは皮膚の状態が非常に悪く、全身をかきむしり、古い皮脂が砂のように剥がれ落ちるほどの状態でした。

検査を進める中で、右肺に約5cmの腫瘍、さらに左肺にも5つもの腫瘍が見つかっています。 加えて、胆泥症やリンパ管拡張、鼠径ヘルニアなど、複数の疾患を抱えていることも分かりました。

現在のケアとこれからの治療
皮膚については、現在も炎症が強く原因の特定が難しいため、薬用シャンプーや保湿、抗生剤の投薬を行いながら、皮膚のバリア機能の回復を目指しています。状態が落ち着いた段階で、アレルギーやアトピーの検査も検討されています。
一方で、肺の腫瘍については、手術が可能かどうかを含めて精密検査の結果をもとに、今後の方針を主治医と相談していますが、ペシュの肺には左右ともに腫瘍があるため、根治が難しい可能性があることも伝えられました。
また、避妊手術や鼠径ヘルニアの手術についても、肺の状態を踏まえると同時に行うことは難しく、どのタイミングで進めていくかは経過に応じて判断していく予定です。

人が大好きなペシュのこれから
現在の状態から、これまで十分なケアを受けられていなかった可能性も考えられます。それでもペシュは、人を信じ続け、そっと寄り添う姿を見せてくれています。

これからも継続した医療とケアが必要な状態ではありますが、ペシュが安心できる環境の中で穏やかな時間を重ねていけるよう、ウェルカムチャレンジでは医療費の支援を行ってまいります。
健康上の理由、経済的な理由、災害などにより、止むを得ずペットを飼育できなくなるという事態は、誰にでも起こり得ます。その時、ペットが高齢であったり持病を持っていたら、里親はなかなか見つからず、飼い主もペットも途方に暮れることになるでしょう。
ですから、難しい状況のペットでも温かく引き受けてくださる保護団体を「みんなで支えること」。また、不遇のペットを愛情を持って迎え入れてくださるご家庭が増えるように「みんなで里親文化を育くむこと」。ペットを犠牲にすることのない、持続可能なペット文化を実現するには、これらの取り組みが欠かせません。
私たちの目標は、保護をしてくださっている災害時ペット捜索・救助チームうーにゃんの負担を軽減し、ペシュが必要とするケアを続けながら、ペシュに新しい家族を見つけることです。皆さまのサポートに心より感謝申し上げます。
チャレンジ運営事務局