光と匂いをたよりに過ごす子猫のけんた
石川県輪島市の納屋で、兄妹のひかりとともに取り残されていた子猫のけんた。発見時からまったく動けない状態で、すぐに入院が必要となりました。検査の結果、けんたの両目はすでに強く癒着しており、角膜が失われている状態であることが判明。現在も視力はほとんどなく、匂いと光だけをたよりに過ごしています。ごはんは介助が必要で、日々の点眼と投薬を続けながら、少しずつ体調の回復を目指しています。ウェルカムチャレンジでは、すべてを受け入れてくれる温かいご家族が見つかるまで、けんたの医療費を支援いたします。
全く動かない状態で発見される
石川県外にお住まいの方が、輪島市のご自宅に戻られた際、納屋で子猫たちを見つけられ、保護主さんに相談されたことがきっかけで、けんたは兄妹猫のひかりとともに保護されました。

けんたは、発見時からぐったりとしており、自力で動くこともできない状態だったため、保護の翌日には入院となりました。

角膜を失った両目
けんたの両目はまぶたや眼球が癒着し、角膜と呼ばれる目の表面が傷つき、ほとんど失われていました。眼球の表面も変形し、ボコボコとした状態です。わずかに光には反応しているものの、視力はほとんど残っていません。また、自力で食事をとる習慣も身についておらず、現在もごはんは介助で与えています。

日々のケアとして、点眼薬と飲み薬を用いた治療を継続しており、体力の回復とともに、ご飯をしっかり摂取できるよう少しずつ練習を重ねています。
匂いを頼りに
保護から1ヶ月が経過し、けんたの目の状態にわずかな変化が見られるようになりました。両目は依然として癒着と角膜の欠損といった重い損傷を抱えていますが、継続的な点眼治療により、状態が少しずつ落ち着いてきています。視力はわずかに光を感じる程度にとどまっていますが、匂いをたよりに食事をとる様子も見られるようになりました。

今後も点眼を継続しながら、慎重に経過を見守っていく予定です。ウェルカムチャレンジでは、幼いながらも治療を頑張るけんたに家族が見つかるまで医療費を支援してまいります。

健康上の理由、経済的な理由、災害などにより、止むを得ずペットを飼育できなくなるという事態は、誰にでも起こり得ます。その時、ペットが高齢であったり持病を持っていたら、里親はなかなか見つからず、飼い主もペットも途方に暮れることになるでしょう。
ですから、難しい状況のペットでも温かく引き受けてくださる保護団体を「みんなで支えること」。また、不遇のペットを愛情を持って迎え入れてくださるご家庭が増えるように「みんなで里親文化を育くむこと」。ペットを犠牲にすることのない、持続可能なペット文化を実現するには、これらの取り組みが欠かせません。
私たちの目標は、保護をしてくださっているこねこサポーターの負担を軽減し、けんたが必要とするケアを続けながら、けんたに新しい家族を見つけることです。皆さまのサポートに心より感謝申し上げます。
チャレンジ運営事務局