

乳腺腫瘍の手術が必要なべっぴんちゃん
空き地で生まれ保護されたべっぴんちゃんは、誤飲による手術の際、偶然にも乳腺に複数の腫瘍が見つかりました。現在は体調も落ち着いていますが、腫瘍の摘出手術と病理検査が必要です。人に優しく穏やかなべっぴんちゃんが、必要な治療を受け、安心してのびのびと暮らしていける家族が見つかるまで支援いたします。
べっぴんちゃんの医療費支援が実現できていません。
チャレンジ基金に余裕ができ次第、優先順位を考慮した上でべっぴんちゃんの医療費支援を開始したいと考えておりますが、現時点では予算を割り当てられておりません。
空き地で生まれたべっぴんちゃん
べっぴんちゃんは、保護主さんが保護活動を行っている地域の空き地で野良犬が産んだ子犬のうちの1匹です。隣接する会社からの保護依頼があり、兄妹5匹が一斉に保護され、そのうち3匹は子犬の頃に里親さんが見つかりましたが、べっぴんちゃんともう1匹は現在もご縁を探しています。
異物誤飲で摘出手術
2025年3月、べっぴんちゃんは突然の嘔吐と食欲不振に見舞われ、病院を受診したところ、誤飲した異物が十二指腸まで達していることが判明しました。すぐに摘出手術が行われ、術後の経過は良好です。現在は食欲も回復していますが、再発防止のため、堅いガムなどのおやつは控え、拾い食いを防ぐ目的で留守番中や就寝時はケージ内で過ごしています。この手術中、偶然にも乳腺に複数の腫瘍があることが確認されました。目視できるだけでも5個以上の腫瘍が認められており、体重や体調の安定を見ながら、今後は腫瘍の摘出手術および病理検査を行う予定です。
誤飲による異物手摘出後
乳腺に複数腫瘍があることが判明
人のそばで、穏やかに暮らせる場所を
べっぴんちゃんは人に対してはとてもフレンドリーで、病院でも緊張することなくスタッフに接する穏やかな性格です。信頼関係が築けた人には特に従順で優しい一面を見せてくれます。一方で、犬に対しては好き嫌いがはっきりしており、相性によっては喧嘩を仕掛けてしまうことも。多頭飼育よりも、ひとりっ子として穏やかに暮らせる環境のほうが向いています。人が好きなべっぴんちゃんが、安心して甘えながら暮らせる家族と出会えるまで、ウェルカムチャレンジを通じて支援してまいります。
健康上の理由、経済的な理由、災害などにより、止むを得ずペットを飼育できなくなるという事態は、誰にでも起こり得ます。その時、ペットが高齢であったり持病を持っていたら、里親はなかなか見つからず、飼い主もペットも途方に暮れることになるでしょう。
ですから、難しい状況のペットでも温かく引き受けてくださる保護団体を「みんなで支えること」。また、不遇のペットを愛情を持って迎え入れてくださるご家庭が増えるように「みんなで里親文化を育くむこと」。ペットを犠牲にすることのない、持続可能なペット文化を実現するには、これらの取り組みが欠かせません。
私たちの目標は、保護をしてくださっているWanOneBow(T.matsuyama)の負担を軽減し、べっぴんちゃんが必要とするケアを続けながら、べっぴんちゃんに新しい家族を見つけることです。皆さまのサポートに心より感謝申し上げます。
チャレンジ運営事務局