穏やかな家族を待つ、下半身不随のふうま
保健所の要請により保護されたふうま。保健所収容時から下半身不随で収容時には排泄物は垂れ流しでした。保護主さんの元にやってきてからおむつを付けるようになりましたが、今ではスムーズにおむつ替えをすることができるようになりました。甘えん坊でスキンシップもできるふうまですが、下半身不随のためか、一度もお声がかかったことはありません。ふうまに温かい家族が見つかるまで支援いたします。
特別なケアが必要です
ふうまは2023年11月に宮城県仙南保健所より保護された甘えん坊の猫です。ふうまは首の付け根から3本目、4本目の骨が折れており下半身不随です。おむつを使用しており、膀胱炎になりやすいため、おむつを頻繁に変える必要があります。また、排尿・排便は自力でできますが、完全に出しきることは難しいようなので、保護主さんが圧迫排尿を行なっています。
怖がりだけど優しいふうま
慣れない人には緊張し、威嚇してしまうこともありますが、手が出ることはなく、怖がりながらも触らせてくれます。慣れている人には甘えん坊で、猫とも仲良くできるふうま。たくさんご飯を食べ、前脚とお尻を使って器用に移動し、元気に過ごしています。
たくさん時間をかけてくれる家族を探しています
おむつ替えのタイミングがずれてしまうと、排泄しながら移動してしまい、雑菌も入りやすくなります。そのため、ふうまの新しい家族は、こまめにおむつ替えができる時間に余裕のある方、お世話好きで心が広く穏やかにふうまと向き合うことのできる方が理想的です。ふうまが思う存分甘えることができ、快適に過ごせるおうちが見つかるまで支援します。
健康上の理由、経済的な理由、災害などにより、止むを得ずペットを飼育できなくなるという事態は、誰にでも起こり得ます。その時、ペットが高齢であったり持病を持っていたら、里親はなかなか見つからず、飼い主もペットも途方に暮れることになるでしょう。
ですから、難しい状況のペットでも温かく引き受けてくださる保護団体を「みんなで支えること」。また、不遇のペットを愛情を持って迎え入れてくださるご家庭が増えるように「みんなで里親文化を育くむこと」。ペットを犠牲にすることのない、持続可能なペット文化を実現するには、これらの取り組みが欠かせません。
私たちの目標は、保護をしてくださっているボランティア ねこ活の負担を軽減し、ふうまが必要とするケアを続けながら、ふうまに新しい家族を見つけることです。皆さまのサポートに心より感謝申し上げます。
チャレンジ運営事務局