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  • 2018年05月11日 | view 3,663
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術後の様子と輸血に至るまで

手術したのが7日の昼

翌日は、自力でご飯を食べてくれるほどの回復を見せていたジュジュでしたが

その翌日の9日には一切食事に口を付けず、名前を呼んでも目も開けてくれない。

その上 低体温、ずーっとプルプルと震えオシッコも朝から出ていない状態でした。


私は、輸血しながらの手術だと思っていたので

輸血による拒絶反応がとうとう出始めたのだろうか?と思っていました。


取り敢えず低体温をなんとかしないととヒーターを入れて温めて貰うように言うと

先生は「術後のワンちゃんは低体温になります。」とそれだけ…


術後に体温が下がるのは、多分 誰だって知ってる事でしょう

けども…人間だったら寒いと訴えられるけども

ワンコにはプルプルと震え続けることしかできません。

なのでタオルに包んで膝の上で抱っこして温める事に…



お昼に一度 タオルに包んだまま酸素室に戻して帰宅する事に

すると、先生が昼から血液検査をしてみますとおっしゃるので

「え???」と…更に不安がよぎりました。


友人S獣医にジュジュの昨日からのバイタルや今日の様子を送っておいたのですが

帰宅して直ぐに電話がかかって来て


「直ぐ保温して!そのアホ獣医がなんと言おうが、あんたはジュジュのお母ちゃんやろ!?」と

怒鳴れて…病院に電話を掛けましたが

留守電になっていたので


他の獣医からの意見である事を伏せて

保温して貰うように伝え小型のヒートマットと使い捨てカイロを持って病院に引き返しました。


そして、病院に着くと

「誰に何を言われたのかは知りませんけど、あなたが長い時間酸素室から出して抱っこしていた事が体温が上がらない原因だ」みたいな事を言われ…

低体温はずーっと続いていてヒーターも入っていない酸素室の気温は22℃

酸素室から出した事で体温が上がらないと言われるにはおかしい!と言い返しそうになりましたが

ググッと堪えて

「取り敢えず、ジュジュに直ぐに合わせてください」とお願いして

酸素室の前に行くと…午前中には無かったヒートマットが入れられている…。


ジュジュの体の下に手を突っ込んで温度を確認すると…熱い!

多分…38℃以上の温度になっていたと思います。

温度を下げようと温度調節が無いか探しましたが見当たりません。

ヒートマットの上にはペットシーツが一枚敷かれた状態でしたので

慌てて、持参していたペットシーツを7枚重ねてジュジュの下に敷きました。

持って行ってた使い捨てカイロを3個出してタオルを温めて…

一枚は身体に被せて、もう一枚で足先を温めて…

その時の私は

「この獣医は低体温症の対処、温め方も知らんのか!?」と

怒りで 多分 険悪な態度と表情をしていたと思います。


他の先生や看護師さんが私のやってることを不思議そうに見てましたが知ったこっちゃありません。


暫くすると、ジュジュの体の震えが止まって大量のオシッコが出ました。

名前を呼ぶと頭を上げることは出来ないようでしたが

目を瞬かせながらも反応してくれている事が分かってホッとしていると…


昼休みの間に採血していたらしい結果を見せられて…

(画像の左が術前の結果で 真ん中が、その時に見せられた結果です。)

不信感だらけになって そこではじめて輸血について質問しました。


何故輸血せずに手術をしたのかと言う問いに

「緊急を要していたので輸血パックを用意できなかった

輸血によるリスクを避けた」とおっしゃる先生。

他の病院を紹介するつもりは無かったんですか?と言う問いに

「緊急だったでしょ?直ぐにでも切らなきゃ危なかった」と言う先生。

今後の治療方針を聞きてみると

「このまま、酸素室で点滴を続けてご飯を食べなければ強制給餌すりしかないでしょう」とおっしゃる…


こんな数値の貧血に酸素室は意味がない。

ちょこっと医療を齧った事がある人なら分かる事

プロなのに、それを分かってらっしゃらない???


それ以上に、素人の私から見ても…この数字で輸血なしでの手術は博打!

通常ならショック死してもおかしくないレベルの貧血です。

私の怒りはとうとうMAXに到達してしましまして…

これ以上ココに居たら

喧嘩を売ってしまいそうだと思ったので

ジュジュの安全の為にも一先ず帰宅して最善策を練り直す事にしました。


その時点で…友人獣医に

先生に言われた事、自分が抱いた不審な点などを全てLINEに書いて送りつけておりましたので

帰宅して悶々考えあぐねていると

S獣医から電話がありまして…


「今日の検査結果見せろ!」と言われて直ぐに送りました。

「呆れるわ…輸血なしで、よくこんな数値で手術したよね…」

「貧血の影響かわからんけど、他にも数値は上がったり下がったりしてるし…このままなら他の内臓にも影響出てくるし…私なら今からでも直ぐに輸血する」

というS獣医


連絡を取ったT獣医は

血液検査のデータを見た瞬間「え?この数値で輸血なしで切ったの?マジ?」と

おっしゃってた後にS獣医と同じ事を言ってました。


「転院させるなら、搬送中が心配やね〜。極力近い病院が良いけど…」と言われ

連絡を入れたのがN獣医のいるR病院でした。

うちからは遠いけども、ジュジュがいる場所からは車で30分くらいの距離



診療時間が終わったN獣医から電話を貰って

この3日間の事 検査結果の数値を伝えると

一瞬沈黙されて

「この数値で…」とT獣医と同じ事をおっしゃって

「拒絶反応の恐れはあるけども、もしも適合してくれれば もしかしたら元気になるかもしれない」

「その数値だと、頭を上げるのもしんどい状態ですよね」

「明日、一番で連れて来なさい!病院を出たら直ぐに電話してくれれば輸血の用意をして待ってます」とおっしゃってくださって…

受け入れる側の病院の確保は出来ましたが


現状でジュジュが入院している病院先生方には

不信感とか怒りとか いろんなものが込み上げてきてとても冷静ではいられませんでした。

そして…書いたのが先日の…至急のログです。


最初は、お悩み相談室に書こうかと思ったんですが

精神的に、余計な内容のコメントに返事する気力も無ければ

明後日方向の回答貰おうものなら噛み付く危険性があったのでログに認めました。


回答下さった皆さんには、本当に感謝しております。

お陰で、凄く励まされましたし冷静にもなれました。


翌朝も早朝から、こんなダメダメな飼い主やジュジュを気に掛けて下さって

どんなに力強く思った事か…。

家を出る時に

ジュジュの入院先の病院には

「輸血の為に転院させるので退院の準備をしておいてください。今から向かいます」と

電話を入れました。

病院に着いて、直ぐに診察室に通されて

憤慨してらっしゃる院長先生は

あの状態では切る他に選択肢は無かったとか

輸血についてのリスク

酸素室から出して搬送するリスクなどをクドクドと話されてましたが


何を言われても転院の意思は変えない

何を言われても今 ジュジュが生きているのは先生が手術してくださったおかげ

私が何を言われても、ジュジュの命が一番だと自分に言い聞かせ黙っていると

そこにS獣医が来てくれて…

「私なら怖くて出来なかったオペを良く成功させた」
「先生の技術は素晴らしいんでしょう、一度見学させてほしい」などと
ヨイショして

「私も、獣医師の端くれです。ここからは任せて貰えないでしょうか?」と言うと

さっきとは打って変わってアッサリと…転院の準備を始めてくれました。

私が「今日までの診療記録の様なものを頂けると助かるのですが」と言うと

治療記録も術前から術後までの使用した薬など…カルテを見ながらメモってくれて

搬送の為に点滴は外されましたが

直ぐに輸血が出来るようにと、ラインは捕ったそのままの状態にして貰えました。

病院を出て駐車場で

「うちは自分の病院があるしここまでしか付き合えんけど、N先生には うちから連絡入れて輸血の準備をして貰っとくから。
急ぎたいやろうけど ジュジュの為に極力振動を与えんようにゆっくり行きなよ〜」と見送ってくれました。

片道2時間半の距離を高速を飛ばしてこの為だけに来てくれた友人に感謝しながら


R病院に着くと

既に沢山の畜患さんがいらっしゃっていましたが

待たされる時間も無く問診票の書き込みをしている途中で

名前を呼ばれ ジュジュと診察室に…


持たされた診療記録のメモに血液検査などデータと共に

異変に気付いた日の状態から

手術前、術後その後の状態を改めて話しました。

すると、輸血犬さんからの血液採取は終わっているらしく

輸血の危険性の説明受けました。

血液型が3種類しかないニャンコと違い

ワンコは血液型が10種類以上あります。

また血液型特定方法が難しく…ちゃんとした血液型を調べるられる機関でないと特定はできません。

今回お世話になったR病院にも血液型を判定できる設備はありませんでした。

なので、先生の長年の感と言いますか

今まで輸血して来た中で一番拒絶反応が無かったN先生の愛犬の輸血犬さんからの輸血になりました。


貧血により内臓が機能して居ない状態での強制給餌の危険性
血液検査のデータで腎臓、膵臓は異常な数値になっていました。
アミラーゼに至っては既に計測不可能な数値

衰弱死する危険性

輸血による危険性

輸血は適合しなければ

1、2滴、輸血しただけでショック死する子も居ます。

博打です。

大事な子の命で博打って 自分でも狂ってると思います。

ですが、開腹手術の時に輸血のリスクも含んで 手術を希望したのですから
もしかしたら手術中に輸血して死んでいたかもしれない訳です。

これから衰弱して苦しくて辛い思いをさせ続ける事になるなら博打でも良いと思いました。


ポンテンさんのログを読まれて私のコメントを見た方ならお解り頂けるかとは思いますが

延命させる事だけが、その子にとって必ずしも最善であるとは限らないと思った経験を何度も味わっています。

大事な我が子だからこそ、どちらでも良いからこの子が楽なれるように一刻でも早くと思いました。


輸血開始から拒絶反応が心配で付きっ切りで見守っっておりました。

たったの30mlを3時間の時間をかけて ゆっくりと…

グッタリしているジュジュの頭撫でながら

輸血を受けている間、問題なく ジュジュも大人しく眠ってくれていました。

輸血が済んで2時間程経過観察後

なんと、目を開けて尻尾を振ってくれました。

ご飯(パテですが)勢い良く食べてくれます。

吐き戻しも無く

N獣医が「大丈夫そうですね。お家に連れて帰っても良いですよ」とおっしゃる

えぇぇえええ!?と声に出して驚きました。

入院しなくても良いんですか?もう大丈夫なんですか?と聞くと

「輸血に対する拒絶反応は直ぐに出る子もいれば1週間後に出る子も居ます。体の中で新しい血液が作られて入れ替わるまでは安心は出来ませんが、一度入れてしまった物を取り出す事は出来ないないので、お家に帰ってゆっくり過ごさせてあげてください。ご飯も食べられるし、点滴は外しますね」と

手術から重くのしかかっていたものが一気にぶっ飛び

会計を待つ間

連れて帰れる事が信じられなくて

キャリーの中から、ピョコンと頭を上げて

「ママ、大丈夫?私、こんなに元気になったよ?大丈夫だよ?」とでも言うよに

枕のタオルにスキスキ攻撃をするジュジュを見て

目頭が熱くなりました。

車に乗り込んで嬉し泣きしたのは言うまでもありません。




ですが、ジュジュは何故 輸血なしでの手術を受け3日も頑張ればたのか

「徐々に子宮内に出血していた事で貧血状態に体が慣れていたんだろう」とは、輸血を行なってくださったN先生がおっしゃった見解

「奇跡に近い、寧ろ奇跡だと思うよ」とは夜に連絡があった時に言ったS獣医の言葉


自分でも思います。

ジュジュが、助かったのは奇跡だと思います。

関わってくれた獣医師さん達に看護師さん達のお陰なのは確かなんですけど

それだけではない気がします。

今は亡き先住ワンコ達が見守ってくれたのかもしれません

それに、こちらのログを書いた事で

沢山の方から元気玉や祈りパワーをもらえたから

ジュジュを救えたんじゃないかな?と思います。


本当に本当に有難うございました!

もしも、他の方が同じような内容の事を書かれていたら

自分だったらどうコメントして良いものか悩んで、結局コメント出来なかったと思います。


本当に励まされました。

心強かったです。

皆さんの思い確かに届いてました。

現像する言葉ではこの感謝する気持ちをどう表現していいのかわからないくらい感謝してもしきれません。


ジュジュの命の恩人の方々に心からお礼を申し上げます。

ありがとうございました!!!!!



余談ですが、抜糸 今後のケアは

手術を行った病院の先生にお任せする事になりました。

輸血に関わった先生方からの配慮の賜物なんですけどね?


まぁ…次回、他の子が今回の様な重篤な状態になったら任せないと思いますが…

ワクチン接種くらいはお願いしようと思います。

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