• しつけ
  • 2015年04月25日 | view 1,742
  • Ribbon Bookmark

先輩犬が教える群れのルール

MKI さん
MKI さん

犬社会の群れのルールを、あなたは自分の飼っている犬に伝える事ができると思いますか? つまり、犬社会の調和を保つためのルールを、どうすれば自分の飼い犬に伝えられるか、と言う問題です。

個々の犬が、やってはいけない行為をすれば、「イケない」とか「ノー」と言って、リード(リーシュ)を使って犬に命令伝達するのが普通ではないでしょうか? でも、群れの中の1頭がルール違反をした時は、どうなさいますか? もし賢い群れの先輩犬がそこに居れば、若輩犬が群れの調和を乱そうとすると、自発的に躾けてくれる行動を観察する事ができます。以下は、犬社会の群れのルール教育は、賢い先輩犬が群れの中に居れば。可能だと言う事例です。

Tsさんは4頭のイヌたち(スタンダードプードル♂、ビーグル♀、ビション・フリーゼ♂、トイプードル♂)を飼って居られます。以前、我が家のビーグルが3頭だった頃は、トイプードルとビション・フリーゼが居なくて、ボルゾイ♂が存命でした。さて、このスタンダードプードルのオリビエ君(9才♂;写真1)にデカン(写真2)とマーク(写真3)が躾を受けたケースを書きましょう。

デカンの場合:デカンの同胞は4頭で、デカン以外は女の仔でした。その性か、あるいは母親から8週も経たないのに離したせいか(当時の私は、この事の重要性を認識していませんでした)、貰ってきた頃は群れのルールを知りませんでした。3ヶ月先に生まれた兄貴分のノナンは順位がオメガ的で、デカンが耳をしゃぶるのを許し甘やかす事があっても、躾けようとはしませんでした。
ある日、Tsさんのスタンダードプードルのオリビエ君(ノナンよりほぼ1才年上)、ビーグルのベスちゃん、そしてノナンやデカンらが公園の草むらで遊んでいた時、恐らく、デカンがオリビエ君に対しノナンに接するような態度に出たのではないかと想像します。すると、オリビエ君が鼻先でデカンを突き、尚も態度を改めないデカンに対し、頭をガブリと噛み、デカンは悲鳴を上げて逃げました。尚もオリビエ君はデカンを追走し、デカンがお腹を見せるまで噛んで居た様です。しかし、出血は全くありませんでした。これぞ正しく群れのルールをオリビエ君がデカンに教えた行動だ、と初めて気づかせられた場面でした。

マークの場合:マークが7-8ヶ月令の、悪戯盛りの頃だったかと思います。やはり公園でオリビエ君を含め、何頭かのイヌたちが遊んでいました。やや離れてトイプードルのキハチ(希望のハチ)くんが遊んでいました。突然、マークがキハチくんを、獲物を追うように追い回し始めたのです。これを見たオリビエ君が猛ダッシュして、キハチくんとマークの間へ割って入り、マークを一睨み。マークは「すいません、ボス」と言うかの恰好でうな垂れ、詫びの態度を示し、その場は再び平穏な犬の群れになりました。

オリビエ君の、正確な判断、迅速な行動そして威厳を持った警告、唯々賞賛に値します。

p.s.(1)オリビエ君は,Feb.14,2017、手術の甲斐も無く悪性リンパ腫で他界しました。冥福を祈ります。
p.s.(2)オリビエ君の飼い主、Tsさんは、Aug.03,2018 他界されました。ご冥福をお祈りいたします。

会員登録をするとペットログにコメントをする事ができます。
会員登録がお済みの方は、ログインしてご利用下さい。

この投稿をしたメンバー

MKI さん MKI さん

MKI さん

ユーザーID:194777

一般会員

このメンバーのペットログ

この投稿に登場するペット

関連記事

PAGE TOP

「”犠牲を伴なうことのない”持続可能なヒトとペットの共生社会」の実現へ
ペットのおうち®︎ が取り組むコト。

ペットを犠牲にしなければ成り立たないのなら、ペット文化は一刻も早く消滅した方が良い。

犬との暮らし、猫との暮らしを次の世代に引き継ぐためには、変えるべき価値観、習慣、文化があります。

ペットのおうちサポートメンバーアイコン

サポートメンバー登録へ

閉じる