なでなでは練習中！トライアル中止も乗り越えて
多頭飼育崩壊現場から救出されたコノハナは、過去の経験から人に対して警戒心を持っていました。しかし、彼女は日々小さな勇気を見せ、新しい世界に一歩ずつ足を踏み出しています。おやつやおもちゃを通じて人との距離を縮め、幸せな毎日を探しています。根気強くコミュニケーションを取ってくれる家族が見つかるよう応援をお願いします。
威嚇からの成長
2021年7月に多頭飼育崩壊現場から保護されたコノハナは、当初は威嚇があってケージの上からパンチをしてくる子でした。しかし保護主さんの根気強い愛情と接し方により、徐々に変化しています。ある日、コノハナは手からおやつを食べられるようになり、その小さな一歩が彼女の変化の始まりでした。以来、コノハナはおやつの時間を楽しみにするようになり、またおもちゃで誘うと遊んでくれるようになりました。
保護当時のコノハナ
遊びに夢中になると仁王立ちに！？
コノハナの日常と特徴
コノハナは他の猫たちともケンカもせず、仲良く猫団子になってお昼寝をしています。彼女は高いところが好きでケージの上やキャットタワーの上でごはんを食べます。また、彼女は可愛く首を傾げたポーズをしていることが多く、その愛くるしい仕草で人々の心を掴みます。
可愛く首を傾げます
高いところが大好き！
コノハナと根気強く向き合ってくれる家族を探します
コノハナとの暮らしは、ゆっくりと彼女のペースに合わせることが重要です。ごはんを食べている時は普通になでなでもできますが、それ以外は練習中です。焦らず毎日根気よく遊んだりなでなで練習をして、たくさんコミュニケーションを取ってくれる家族ならどんどん仲良くなれるでしょう。一度トライアル生活で先住猫との相性が合わず中止になったことがありますが、コノハナと向き合ってくれる家族が見つかるまで支援をお願いします。
健康上の理由、経済的な理由、災害などにより、止むを得ずペットを飼育できなくなるという事態は、誰にでも起こり得ます。その時、ペットが高齢であったり持病を持っていたら、里親はなかなか見つからず、飼い主もペットも途方に暮れることになるでしょう。
ですから、難しい状況のペットでも温かく引き受けてくださる保護団体を「みんなで支えること」。また、不遇のペットを愛情を持って迎え入れてくださるご家庭が増えるように「みんなで里親文化を育くむこと」。ペットを犠牲にすることのない、持続可能なペット文化を実現するには、これらの取り組みが欠かせません。
私たちの目標は、保護をしてくださっているNPO法人 猫の森の負担を軽減し、コノハナが必要とするケアを続けながら、コノハナに新しい家族を見つけることです。皆さまのサポートに心より感謝申し上げます。
チャレンジ運営事務局
