• 病気・怪我
  • 2018年11月04日 | view 530
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救いたかった命

えさ さん
えさ さん

数日前のいつもの散歩道。養魚池の横を通っていた所、銀太がやけに池を気にしてて私も思わず覗き込んでみた所…猫ちゃんが半分池に身体が浸かった状態で上を見上げてました…(私達と猫ちゃんの落差2㍍程)よくみると浸かった足下が黒ずんで、動けない様子、動かせない様子でした。
九州でも冷え込んで来たこの頃…すでに夕方…何も持ってない私…とりあえず散歩を切り上げて、もかと銀太を保護してくれてた愛護センターへ電話しましたが時間外の為不通…術を知らない私、でも救いたい命…市役所へ連絡して保健所の宿直さんへ繋がりました。救助方法を伺いました、丁寧に教えて頂きましたが、もしかしたら病気やケガの具合…何より足場の小さな池のへりでの救助…私達の危険を案じて、保護センターの職員さんに問い合わせしてくれる事で一旦電話を切りました。すぐ、職員さんから電話があり、今から現場に向かって救助します!との事。私達も現場に包んであげれそうな物を持ち出して向かいました。
小さな足場を懐中電灯を口にくわえて職員さんは水に浸かりながら救助成功!途端に逃げ出し……ん?後ろ脚が完全に動いてなくて、前足だけでその場を離れようともがく猫ちゃん…。職員さんが自宅へ連れて帰り、次の日センターで獣医師さんから診察してもらいますと言って別れました。
次の日どうしても気になってセンターへ…取り急ぎ栄養補給の為のミルクと缶詰めの詰め合わせをお見舞いに…。
状態は…一切何も処置出来てないとのことでした。猫ちゃんはとてもとても抵抗、威嚇、攻撃…レントゲンさえも撮れてないと…ご飯も受け付けずに…。その時から自問自答しておりました、私が助けたいと願った事、行動は猫ちゃんを逆に苦しませてしまってたのでは…とか、救ってあげても都合上私の家には迎えてあげれないのに勝手な事だったのか…とか…昨日の夜地元の保護団体さんのブログでその猫ちゃんが亡くなった事を知りました…そこの一文にあった言葉…「この猫ちゃんは見つけた方がすぐ病院に連れて行ってたら助かったのでしょうか?重症の猫ちゃんを救う事は今後の課題です」…と。きっとそんなつもりではないのは理解できますが、私はそのブログを見て寂しくなりました。
私はこの子を寒い冷たい池の中で過ごさせたくない思いだけでした、愛護センターの方なら今までの事もあって信用できると思って託したのですが…改めて問われると「責め」を感じました。
私の未熟さなのも充分わかった上での事。


何より…                  名前も知らない、性別もわからない猫ちゃんへ…救ってあげれなくてゴメンね…。あなたをあの日あのままにしておく事ができなかったんだ…。おばちゃん勉強して、もし次同じ事があったら救えるようにするね…痛かったよね、冷たかったよね、寂しかったよね、もう全部置いて行って、虹の橋の麓であなたらしく過ごしてくださいね。


駄文大変失礼致しました。お付き合い頂き感謝致します。

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