- 登場ペット:
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保護者から引き取って数日。
アンジーの表情が落ち着いてきた。
おどおどした下から見上げる目線ではなく、
私をまっすぐ見るようになった。うん、いい感じ。
困ったことができた。
今月下旬には、遠いところまで出かけ、所用を
済ませなくてはならない。
朝早く伊豆を出ても、用事を済ませて帰るためには
7,8時間くらい家を空けなくてはならない。
アンジーを預けることも考えたが、こちらに移住した
ばかりで気軽に話せる知人もいるが、やはり気兼ねがある。
ペットホテルも考えたが・・・・・・・・・・。
保護者に相談すると、短時間留守にする機会を重ね、
慣れさせれば、アンジーの場合大丈夫ではないか、とのこと。
今日、アンジーのお留守番を決行した。
保護者のアドバイスにより、危険なもの、餌袋等を
隠して、引き戸をしっかり閉めた。
引き戸は重いので、アンジーの力では開けられないはず。
ただ、蒸し暑さが予想されるので、冷房を弱にして
アンジーの部屋に流れるようにした。
出るときは声をかけず、そっと家を出た。
こちらの貸し別荘は駅まで歩いて45分くらいかかる。
周りは静かな分譲別荘地。コンビニもスーパーもない。
みんな自家用車を持っている。軽自動車を買うことも
考えたが、土地勘がないので躊躇している。
前の入居者は電動自転車を活用していた。
私も足を痛めたら電動自転車を買おう。
駅近くのスーパーで買い物を済ませ、約3時間。
鍵を開けて、部屋を覗くと落ち着いた表情で
こちらを見ているアンジーの視線とぶつかった。
よかった。無事だった。
お留守番えらかったね。アンジー。