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胆振東部地震から6日ではや5年経ちました。
地震被害も去ることながら北海道全体がブラックアウトという停電をきたし、冷蔵冷凍の食材や乳製品がすべて廃棄され、店頭から生鮮食品が消え去り、パンも卵も牛乳も欠乏する生活は停電が解消し、本州からの緊急移送物資が入ってくるまで続きました。
そして5年を経過し、スマホの充電場所を求めて右往左往していた人たちもモバイルバッテリーを常備するようになり、また数日間電化製品が使えず夜は蝋燭を灯して生活せざるを得なかった家にはポータブルバッテリーが普及するなど、もはやブラックアウトを来しても街中が漆黒の闇に包まれることは少なくなったかもしれません。
それでも地震は人間も猫もコワいのは相変わらず。地震のあと、明るくなってから2階の落下物をおしのけてドアを開け、猫どもを1階に下ろしたものの、その時からベルクさんは姿と気配を消して半日の間行方不明になり、午後になって冷蔵庫の裏側からおしっこまみれになりシャーシャー威嚇し続ける状態で発見された蚤の心臓っぷりは後世まで語り継がれることに(笑)
うにちゃんは下駄箱の中の一番奥に籠もってしまったため、手を伸ばして引きずり出そうとしたら飼い主の手を思い切り噛んで、出血するハメになってしまったのも表情は変わらないもののうにちゃんも余震が頻繁に来るのがコワくてたまらなかったのでしょう。
5月6月とこちらでもマグニチュード5を超える地震が頻繁に起こっていて、これはまた大きな地震の前兆かと危惧していたのですが、8月になってからは大きな地震はなし。
なにせ緊急地震速報の警報音が大嫌いな猫たちですから、あの音が日常聞こえないだけでも平穏な日々を過ごしていたのですが…
4時を過ぎてうにちゃんが窓を開けろと飼い主の枕元で騒ぐので少々風が冷たくなったもののベッド横の窓を全開にするとさっそくお立ち台で朝の空気を浴びるうにちゃん。
ベルクさんもそこに上がりたくてベッドの上に上がり込んで隙を狙っていたようなのですが、そこに猫どもの大嫌いな緊急地震速報音がラジオから流れました。
一瞬のうちに瞳孔が全開になったうにちゃんは次のアクションを起こすために身構えています。
ベルクさんは…というと瞳孔全開は同じものの固まってしまって動かない(笑)
震源は宮城沖で最大震度も4程度だたため、こちらはまったく揺れませんでしたし、久しぶりの緊急地震速報音で飼い主もドキリとさせられましたが、猫どももキモを冷やしたようでした。
葵さん、仙台も揺れたようだけど、震度4なんて日常的だから驚かないよね?
昨年挿し芽で根がついたマタタビで育ったのは唯一一本だけでしたが、けっこう葉っぱの数が植えたため、一枚失敬して猫どもに見せると…さっそくスリスリして舐めて噛んでクネクネダンスして、最後には跡形もなく食べてしまいましたとさ(笑)冬になったら何処に取り込んだらいいのだろうと今から頭を悩ませる日々(^_^;)