• 日常
  • 2021年09月27日 | view 257
  • Ribbon Bookmark

うちの子2年目

灰色の猫 さん
灰色の猫 さん

今日で我が家のサビちゃんズはうちに来て2年だ。
一昨年の今日、元の飼い主さんがバスケット型キャリーに入れて、
うちに連れて来てくれた。

生まれて初めて自分たちの生まれた家から出て外に行き、生まれて初めて電車に乗り、
母猫とも離れて見知らぬ家の見知らぬ人(=私、一度元飼い主さんちに
見に行った時に会ってはいるが)のところに連れて来られた。
「電車の中で鳴いていました?」と訊くと、「さっき鳴き始めたくらいで。
こっちの子がビビりで・・・」と元飼い主さんはサーの方を示す。
キャリーから出されて、「どこ、ここは? アタチたちどうなるの」と思っていたか
どうかはわからないが、仕切りを外したりして元飼い主さんに、しばらくは
仕切り越しに先住猫と別にして、そのうち一緒の部屋にするなどと説明していると、
先住の黒猫(=我が家のじっちゃん猫、今年6月に19歳半で老衰死)がいるのを
発見して、
「あ!お仲間がいるじゃん!喜」と思ったのか、サーの方がトットットッと
我が家のじっちゃん猫に駆け寄って行った。
しかし、すかさず「シャー!」と言われ、サーはその場に固まった、
「え?なんで?」みたいに。
多分、自分の母猫や叔母さん猫(親もサビ姉妹で1日違いに2匹で出産しており、
叔母さん猫のおっぱいを飲んだりしていた)や兄弟姉妹従妹たちと生活してきており、
どの猫も自分のお仲間だと思っていたのだろう。

あれからいろいろあったな。サビたちはすくすく育ち、じっちゃんが亡くなり、
もう2年か。

同時に同じ母猫から産まれたサビ姉妹だが、2匹はいろいろと違う。
先に書いたように、サーの方は仲間意識が強く、ビーが私に叱られたり
歯を磨いている時に、被害者ぶった声を出して「イヤ~ン、イヤ~ン」と鳴くと
すぐに、「ビーちゃんどうしたの」とでも言うかのように、ビーの方に
寄ってくる。じっちゃんがいた頃は、じっちゃんにも「仲良くしようよ~」と
いう感じで接していた。そして、ちょっとビビりだ。
ビーはというと、マイペースで細かいことは気にしない。お膝抱っこも好きだし
抱きすくめ抱っこも好きで、身体の力が抜けていて柔らかい。
サーは、お膝抱っこは好きだが、抱きすくめ抱っこは苦手で、身体に力が
入っているのかムチムチしていて、イヤな時は足で蹴って私の手を遠のける。

ビーは常に無防備ですぐに抱っこできるが、サーはツンデレで、自分が求める時は
身体としっぽをくねくねさせて、スリスリしてくる。ツンの時はシラーっとベッドの
下に去っていく。

食事の時は、サーは食いしん坊で、ビーが8~9割食べてちょっとあっち行ったら、
ビーの皿の残りもサーが片付けるという事が多く、サーの方が一回り大きいので
その分食べるのはいいが、ご飯くれくれの騒ぎ方がすごい。
ビーはご飯に関しては、結構淡泊かなぁ。
ただし、手渡しのおやつ(週に1~2回程度しかやらないが)の時だけは、ビーが
野獣と化して強奪していくのに対して、サーは穏やかにゆっくり食べている。
チュ~ルなど、ビーがぺろぺろ舐めたことは一度もない、常に私と引っ張り合いに
なって、結局強奪して行って、隅に行ってひとり自分だけでぐちゃぐちゃに噛んで
殻だけ残している。
サーは私の手から舐めてうっとりした顔をしている、いい子だ。

歯磨き(綿棒で歯の表面を拭く)の時、イヤ~ンイヤ~ン鳴くけれど、
ビーは身体の力が抜けているので比較的頬っぺたを持ち上げやすく、
結構うまくいくが、サーは口にも力が入っていて大きく開かず、嫌がって綿棒を
噛んだり舌で外に出そうとクチャクチャするからうまくいかず、逆に口の中の方に
綿棒を突っ込んでしまったりして、オエ~となるんやで!目を剥いてイヤがるけど
あんたのせいやで、じっとしてたらすぐ済むのに。

最初はサビなので、サーとビーという名前にして、ちょっとロシアの少女の
名前みたいに、サーチャ、ビーチャと呼ぼうと思っていたが、最近では、
チャちゃま、ビちゃまと呼んでしまっている。
サーの方は、タータンとも呼んでいるので、サーはおそらく自分の名前が
サーだとは知らないのじゃないかな。

1年目の時のログを見てみたが、ホントに今も変わりなく2匹とも大人しい。
部屋に置いてある私の服や電気コードを噛んだりもせず、猫棚以外の高い所に
上がったりもせず、時々窓から外を除いたりしている程度で、後は寝ている。
最近では私と遊ぶのも、以前ほど白熱しないし、あまりねだってこなくなった。
1日14~15時間は寝ているが、大丈夫かな(脳みそ腐ったり、運動不足でどこか悪く
なったりしないか?)、と思うくらい大人しくしている。

今までフードを変えてみたり(というか5~6種類くらいローテーションで
やっているので毎日同じではないが)、猫砂も急に変えてみたりしたが、環境に
素早く順応してくれ、ご飯にしてもトイレにしても、まったく手がかからず、
飼い主の意図を汲んでくれているのか、この家のリーダーは私で逆らうといい事が
ないと知っているのか(笑)、本当にいい子でいてくれて、飼い主としては助かる。

よく、猫のオシッコが臭いとかシステムトイレで匂いがしないとか聞くが、
うちの子たちは2ニャンでオーソドックスなトイレひとつを使っているが、
オシッコもウンチも臭くないし(食べ物に関係あるのかしら)、
トイレが既に使用済みであろうが、トイレ以外でしたりすることも全くなく、
本当に困ったことがない。
後はこのまま、病気もせずに19年20年と老衰死するまで長生きしてくれるのを願うだけだ。

サビちゃんズ、本当に可愛いくて、大好きだ。
サビちゃんズ、うちの子になってくれてありがとね \^O^/


腹をさすらせる猫
https://www.youtube.com/watch?v=5v85hSIEMIo

写真左:私の手造り猫棚に乗る
写真中:ご飯を待つサビちゃんズ ビー(奥)が時々この仕切りを体当たりで開けて
    出てくる
写真右:サーと追いかけっこが白熱してしっぽが倍の大きさに膨れているビー
    (あー、しっぽ膨れてる!と急いで撮ったのでピンぼけになっているが)




会員登録をするとペットログにコメントをする事ができます。
会員登録がお済みの方は、ログインしてご利用下さい。

この投稿をしたメンバー

灰色の猫 さん 灰色の猫 さん

灰色の猫 さん

ユーザーID:684447

一般会員

このメンバーのペットログ

この投稿に登場するペット

  • ビー ビー

    ビー ♀

    その他の雑種

    0灰色の猫さん

  • サー サー

    サー ♀

    その他の雑種

    0灰色の猫さん

おすすめの記事

PAGE TOP

「”犠牲を伴なうことのない”持続可能なヒトとペットの共生社会」の実現へ
ペットのおうち®︎ が取り組むコト。

ペットを犠牲にしなければ成り立たないのなら、ペット文化は一刻も早く消滅した方が良い。

犬との暮らし、猫との暮らしを次の世代に引き継ぐためには、変えるべき価値観、習慣、文化があります。

ペットのおうちサポートメンバーアイコン

サポートメンバー登録へ

閉じる