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  • 2021年04月29日 | view 250
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メダカ日記⑭

灰色の猫 さん
灰色の猫 さん

************* これまでの概要 ***************
‐2019年初夏に睡蓮を購入し、100円ショップで買ったバケツで栽培を開始
‐睡蓮バケツのボウフラ対策に、2020年初夏よりメダカの飼育を開始
‐6月、飼い猫のビーが網戸に大ジャンプ、網戸が外れてベランダの睡蓮バケツが
 ひっくり返り、メダカが全滅に。
‐この事件を機に、本格的にメダカを飼うことにして睡蓮鉢を購入し、メダカも
 新たに購入して飼育を開始
‐7月に稚魚を次々発見し、7月初旬に発見した子たちのグループ①、下旬に発見した
 子たちのグループ②に分けて飼育。うちグループ①は1匹(ブチちゃん)と
 グループ②は♀3匹、♂2匹(全部ヒメダカ系)が現在も生存。
‐9月にミックスメダカ10匹をもらって来て、睡蓮鉢に一緒にする。
‐9月末に、数が増えたので、発泡スチロール容器を別に立ち上げる(メダカ専用)
‐10月末よりグループ②の子たちの卵やグループ①のブチちゃんの卵などを採取して
 電気マットで保温、孵化させる。
‐その子たちを室内でペットボトルの水槽で越冬させ、現在16匹が育っている。
‐外にはうちで生まれて大きくなったグループ①とグループ②の6匹ともらってきた
 10匹、昨年ペットショップで買った子たちの生き残り1匹の計17匹がおり、越冬した
 稚魚12匹も3月中旬に屋外に出した。(睡蓮鉢12匹、発泡スチロール水槽①に
 11匹、発泡スチロール水槽②に7匹ーここで生まれた卵を採取しようと思ふ)
‐鑑賞用に室内にプラスチック水槽で、越冬した稚魚のうち5匹→2匹昇天→3匹を飼う。
**************************************

室内用の♀2匹がどんどん大きくなり、外の採卵用に私が選別した♂と♀を入れている
発泡スチロール水槽に移すことにした。そこに入れていた、グループ2で一番
大きかった♀がしばらく前に昇天してしまったので、♀をもう1匹入れたいなと思って
いたところだ。
代わりに、スチロール水槽の一番小さい黒ちびちゃん♀を室内の♂2匹のところに
入れることに。
その、グループ2の一番大きかった♀だが、7月にうちで生まれ育ち、昨晩秋に産卵し
始めてたくさんの卵を産んだ子だ。室内のペットボトルで越冬した稚魚たちの
半分以上はこの子の子供だ。
睡蓮鉢で越冬し、春先になって今年もいっぱい産卵するんだろうな、と思っていたのに
ブチちゃんやピンクっ子(卵採取用水槽に入れているピンクの小柄な子、昨秋もらって
来た子たちの一匹)はどんどんお腹がパンパンになってきて、産卵シーズンの用意が
できているんだなって感じだったのに、グループ2だった♀だけは、お腹がパンパン
どころか、痩せてきている・・? 他の子が競って餌を食べに来るのに、この子は
遠巻きに見ているだけ・・・?なんかそんな感じになって、弱って痩せて死んでしまった。
せっかく越冬して、やっと春が来たというのに・・・

しかし、グループ2の子たちはどの子も小さく、グループ2の♂と♀から生まれた
昨年11月に孵化した子たちも、みなすごく小さい。
もう5ヶ月以上も経つのに、1~1.5cmくらいにしか成長しておらず、この子たちも
短命なのかもしれないと思う。
先に書いた室内から外に出した2匹の♀は、おそらくグループ2の子孫ではなく、
ブチちゃんが親なのではないだろうかと思う。
室内で越冬した稚魚たちは、グループ2と同じ色(ヒメダカっぽいオレンジより
金色に近い色)の子たちに混じって、茶黒やヒメダカ系でもブチ入りの子が
数匹いて、この子たちは順調に大きくなっているが、グループ2系の色の子たちは
極端に小さい。
グループ2の子たちは、ペットショップから買ってきたメダカたちの子だが、
親はわからない。ブチちゃんも、ペットショップから買ってきたメダカの子で
親はわからないが、大きく元気に育ってくれた。

メダカが昇天すると、本当に悲しいんだけれど、飼い主としてできること、
必要最低限ではあるが十分なこと、すなわち、水質管理(ph値含む)、
水温・水中酸素管理、餌管理など快適な環境を提供して、それでも死んでいって
しまう子のことは、もうそれは、神の領域というか、自然の摂理というか
人間のコントロールできないこととして、あまり気に病むのはやめることにした。
他の子は元気なのに、その子だけが弱って死んでいってしまうんだよね・・・
元気な子は放っておいても元気にしている。

さて、うちの睡蓮鉢には、今、採取した卵を入れるネットと、孵った稚魚を入れる
ネットを作っている。今、1匹だけ稚魚が孵っており、卵は5~6個入っている。
卵はブチちゃんのや、ピンクっ子のや、外に出したまだらっ子(ブチちゃんほどの
ブチがらではないが、多少のまだら模様がある)のや、室内に入れた
黒ちびちゃんのだ。
この子たちは一度に2~4個くらいしか産卵しないので、またそのうちの数個は
未受精卵だったりするので、まだたくさんは採取できてはいない。
しかし、1匹だけもう生まれている子がいるのも驚きだ!誰の子かな。

ネットで検索すると、メダカは「早朝に産卵・受精し、メスは正午くらいまでに
安全な場所に産み付ける」という記載を時々見るのだけど、うちは全然違うので
また、「お手本マニュアル」を写し書いているだけの記事なのかな・・?と思う。
うちの♀たちは、朝餌をやる時に卵を付けている場合、昼になっても夕方に
なってもそのまま付けていることが多いし、朝見た時卵は付けておらず、昼に
見たら卵を産んでいたということもある。安全な場所に産み付けるというのも
怪しいなぁ。
産卵は生理現象だろうし、♂と♀が惹かれあうのも、人間の男女と同じように
そういうようにできているので理屈じゃない。
しかし、卵を産み付けるのは、もう用が終わったので早く身体から分離したいと
いうだけで、水草に擦り付けたりするのだが、なかなか離れなくて、いつまでも
付いているようだ。
また、卵をくわえているメダカも♂♀両方見るので、それはおそらく美味しいものを
ゲットしたけど、ネチャネチャして口にくっ付いてなかなか飲み込めない、って
ことのようだ。(つまり、♀は卵を安全な場所に産み付けるという本能はない)
今年は、卵を付けているから後で水草を探して採取しようと思って見ても、もう
親に食べられているのだろう、見当たらないということばかりなので
強行手段で、卵を付けている子を捕獲して卵だけ採取する、という手法でやることに
した。
本当はよくないんだけどね、メダカにストレス与えるから。
(30個くらい採取したら、今年は終了の予定)



写真左:発泡スチロール水槽2ヶと睡蓮鉢

写真中:この左が卵用ネット、右は孵った稚魚用
 
写真右:室内の水槽、うちで生まれて越冬した♂2匹と昨年秋もらってきた子たちの
    中の黒ちびちゃん♀がいる

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