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7月の最終週になり、急に例年以上に暑くなり始めた北海道ですが、夜になってもなかなか外気温も室温も下がりません。例年だったら夜は10度台まで気温が下がり、夜は窓を閉めなければ風邪を引いてしまうくらいで、寝苦しさとは無縁なはずなのですが、今年は7月中盤までの低温がうそのようで、明け方になりやっと22度くらいになったとしても宵の口はエアコンで室温と湿度を下げないととても安眠できません。
にわかに暑くなったせいなのか、猫どもアンダーコートが急に浮き出して、窓際に立っているところに風が吹き込むと浮き毛がぱっと飛び散り、階段や部屋の隅には雪のように毛がたまります。
スリッカーブラシを掛けても掛けても浮き毛は一向におさまる気配が無く、例年より一月早いのですがベルクさんとうにちゃんを徹底的にファーミネーターでアンダーコートをすき取ることにしました。
画像一はその日の取れ高で、ベルクさんのほうががたいがでかいのと毛足が長いので多めにみえますが、本数にしたらうにちゃんのほうが多いくらいだと思います。とにかくうにちゃんはアンダーコートが密集していていわゆる「毛ふきのいい」猫で、そのためアンダーコートとオーバーコートが絡むとすぐに硬い毛玉が出来てしまいます。ベルクは毛足が長いので毛先が絡み合って毛玉になる程度でうにちゃんみたいに肉の鰭が出来たみたいなという酷い毛玉にはなりません。
ここ数日の間ベルクさんもうにちゃんもいつもの「安いかつおの缶詰にモンプチのあらほぐしロースト仕立ビーフのトッピング」に急に食いつかなくなりました。
まあこの缶詰というのは主食ではなく嗜好品みたいなもので、主食というか栄養源はあくまでもヒルズとメディファスの2種類のカリカリの置きえさなのです。いつも急に缶詰に食いつかなくなると胃の中にまた毛玉を貯めたのではないかと疑い、体重の減少を注意深く観察するものの、ここ数日はベルクさん10.41kg、うにちゃん6.3kgと増減はありません。
ベルクさん、時間になると「ごはん、ごはん」って言い寄ってくるのですが、いつもの通り上げると匂いだけかいでぷいっと後ろを向いて口も付けようとしません。
そこで毎回ごとの缶詰を卒業してこれからおき餌のカリカリだけにすれば月に4千円くらい節約になるかもとは思ったのですが、ベルクさんが「ごはん」という言葉を忘れてしゃべらない普通の猫になってしまうのもつまらない。
暑くなったから缶詰の臭いがいやなのかなぁとも考えたのですが、はたと思い出したのが猫の嗜好変化です。ベルクさんはもう3年ほど安いかつおの缶詰にビーフのトッピングで固定化していたものの、うにちゃんは1年周期くらいでトッピングの嗜好が変化し、今はベルクさんと同じビーフのトッピングを食べていますが、それ以前はロースト若鶏のトッピングでした。
どちらも魚だけの缶詰はまった口をつけないという「おまえらそれでも日本の猫か?」とでもいいたくなるような贅沢ぶりですが、そもそも両方とも日本の猫ではないので「魚を食べる」という遺伝子が備わっていないらしい(笑)
それで、これは何かの拍子に嗜好変化のスイッチが入ったと考え、わざわざモンプチのあらほぐし若鶏ローストをトッピングにして出してやったら両方ともがつがつ食うわ食うわ。
もろくも飼い主の缶詰廃止のもくろみは潰えました(笑)
これからトッピングはチキンの時代がしばらくは続くのでしょうか?
特にうにちゃんは前の飼い主から「缶詰は食べません」って言われていたのに、うちに来て割と早い時期からベルクさんと一緒に毎食缶詰食っているんだから詐欺だぞ!
(^^;;