- 登場ペット:
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うちへ来て5回目となるベルクさんのワクチン投与予定日は本来ならば4月14日なのですが、日曜日の動物病院は平日動物病院に来られない飼い主の車で駐車場も一杯になるくらいです。
そのため一日遅らせて本日15日の朝一番でワクチンを射ちに出かけようかと思ったのですが、本日は夜明け前からあいにくの雨模様。まあさらに一日遅らせてもかまわないかと思ったのですが、昼前から雨が上がって晴天になりました。
さらに3時の仕事の約束が急にキャンセルになったため、思い立ってベルクさんを3時の午後の診療開始に合わせてワクチン接種に出かけることに。
物置からキャリングケースを玄関に置いて2階で居眠りしているベルクさんを階段の下に誘導しようとすると、1月の通院でもういやな思い出しか残っていないキャリングケースが下にあることに気がついたベルクさん、階段の途中から急にUターンして2階に戻ろうと飼い主の足の隙間からなんとか階段を駆け上がろうとしますが、軽く手で押しのけるとずるずる階段を滑り落ちてしまいました。
お尻を押してキャリングケースに入れようとするも断固拒否で入ろうとしないので、ケースを縦にして頭から逆さまに突っ込んでジッパーをおろしてしまいました。
動物病院につれていかれることがわかっているので普段鳴かないベルクさんが不安でフンフン泣いています。
それを無視して車で1分少々しか掛からない動物病院に到着。午後の診療開始まで10分くらいありましたが駐車場は半分埋まっていて、順番は猫の3番目でした。
今日の診察は副院長で、1月の傷の具合を一応確かめてから検温と心音をチェックしましたが、その間ベルクさんはエリザベスカラーを巻かれたうえにタオルで顔を隠され、さらに動物看護師さん2人掛かりで保定され、もうどうにも逃げようがありません。盛んにタオルの下でシャーシャー言って虚勢を張っていたようですが、今回お尻に射たれたワクチンが終わった途端にエリザベスカラーを取らないままキャリングケースに入ろうとしてエリザベスカラーが入り口に引っかかり、看護師さんの笑いを誘ってました。動物病院の診察台の体重測定でも10kgと200gを記録し、看護師さん両名がリアル10kg猫に驚いていましたが、待合室で体調の悪い飼い猫をつれてきたおばあさんがキャリングケースの中のベルクを見て「こんな大きな猫はテレビでした見たことない」なんて魂消ていたくらいです。
うちは大きな猫しかいないので本当に感覚が麻痺しているのかもしれませんな。
無事に帰ってきたベルクさん。キャリングケースのジッパーを開けると二階への階段を駆け上がりましたが、そのベルクさんのお尻のワクチンを射ったときのアルコールの臭いを嗅いだうにちゃん、少しの間べルクさんをシャーっと威嚇してました。