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  • 2017年03月23日 | view 234
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王子の紹介

猫丸猫吉 さん
猫丸猫吉 さん

我が家の家族を紹介します。
一番最初に家族になった猫。
「王子」こと「チッチョリーナ」
高速道路工事現場に捨てられていました。
推定1ヶ月未満

工事現場で子猫が母猫を呼ぶ声がしました。
でもどこにも母猫らしき影は見えず。
工事現場の仮設トイレ下に小さな子猫の姿を見つけました。
慌てて引っ張り出して見ると
泥まみれでウン◯まみれの子猫でした。
他に猫らしき影は何度探しても見えず、
何時間待っても端から端まで探しても
結局1匹だけ
覚悟を決めて車に乗せ自宅に連れ帰り
汚れて冷えた子猫の身体を
暖かいお湯で洗い、綺麗に乾かし
ホットカーペットの上に置いて
小さめの段ボールとタオルと
ペットボトルにお湯を入れた湯たんぽを用意

子猫用のミルクを買ってきて飲ませると
お腹いっぱいになったようで
スグに眠りにつきました。
心配だったので、自分の枕の隣に段ボールごと置いて様子を見ながら1夜を過ごし。
翌日病院へ

体重は500gほど
お腹には回虫がいたので、駆虫してもらい
ノミは見当たりませんでしたが念のため薬をつけてもらい帰宅。
食欲も元気もあるので、様子見となりました。

それから2ヶ月が経ち
初めての予防接種
元気いっぱいでご飯も食べてくれていたので
体重も順調に増え
2回の予防接種が終わり何の問題もなく去勢の日を迎えることができたのでした。

抜糸の日
念のための健康診断の時
先生から「心雑音」について話がありました。
最初は何の事だか全くわからず
ただただショックを受けたことを覚えています。
それから数日して精密検査を受け
結果は「肥大型心筋症」先天性の疾患で
治らない病気なのだと知りました。
涙が止まらなかった。。。

心臓のレントゲン写真を見せられ
通常の心臓の倍近く大きくなっている現実を見せられまた涙が、
どうしたら良いのか?
色々調べても
何も良いことが書かれていない
人間の肥大型心筋症でさえも国指定難病
原因が不明で完治させるには心臓移植と書かれている。
そんな大変な病気とは思えないほど元気なのに
なぜ?どうして?
頭の中はパニック状態でした。

処方された薬は、脈拍をゆっくりにする薬。
飲み始めた頃は心拍数が下がったせいなのか
元気が無くなり、食欲も低下
3日ほど飲ませた所で、やっと普通に動けるようになり食欲も出てきました。

心拍数は安定し始め、
王子は元気を取り戻していきました。
1ヶ月、2ヶ月が経つ頃
もう一度精密検査を行いました。
すると奇跡的に心臓の大きさが縮んでいると
先生から喜びの声

それからは定期的に精密検査を行っていますが
これも奇跡
心臓の大きさは標準
心雑音は相変わらずですが、
今も元気いっぱい走り回れるほどです。

早期発見が今の奇跡に繋がっている。
自分はそう思っています。
諦めずにいて良かったと
今でも思っています。

長文おつきあいありがとうございました。

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