- 登場ペット:
-
ちょっと前NHKで糸井重里氏がメインで保護された犬猫、シェルターの番組やってましたね。
そしてイギリスの保護活動の方法や台湾の保護活動を紹介していました。
私はイギリスの事も、台湾の人たちも直接知っているので、「日本もああだったらなぁ」と思うんです。
イギリスの場合は犬猫が幸せに生きる権利というものを考え、一定の強制力を持った保護システムがあり場合によっては強制的に保護する。放棄が認められたり野良の場合は改めて必要とされ可愛がって貰える人の元へ。
この時、引き渡す相手の判断としてはお金持ちだからとか家族がたくさんいるからという判断ではなく、必要としてるかどうか。そして犬猫と生活した事の経験有無が重要。
だから独居老人でも引き取る事ができるし万が一の場合は再度シェルターが引き取る場合も想定してる。
日本の場合は後見人とか家族がいないダメだとか…
家族の少ない人ほど犬猫を生活の中のパートナーとして求めてると思うのに…普通に散歩もできない人が犬を飼おうとか思わないだろうし、それは流石に無理だ。
もちろん個人レベルのシェルターが多いから仕方がないのだろうけど、万が一、里親先で何かあった場合再度保護するというシステムの方が健全だと思う。人間の場合もそうでしょ。
それを実現するにはやはりお金の話は避けて通れないのは当然なので自治体や国の力があればと思うが、まぁ無理だ。何しろ未だに犬猫はモノ扱いの国だから。
そこで方法論としてはやはり、里親になった人の力が必要なのだと思う。
また、後見人ってのは、言い方を変えれば保証人みたいなもんで如何なものかと思う。
日本だけじゃないかね。あんな気持ちの悪いシステムは
もし何かあった場合、後見人が「状況が変わって無理です」と言ったらそれまででしょ。
そこで私がこの間考えたのは、保険会社の月2000円の保険。
これは自分が病気になったら入院費が数千円/日、死んだ場合は50万円くらいが支払われるタイプだ。
これをシェルターの受取にしたらどうだろうかという事。
もちろんシェルターの規模が大きければ月2000円の寄付金を払うというシステムでも良いしね。
その位払えない人が家族の面倒を見るのは無理な訳だし。
と、こんな風に考えたのは、里親募集の応募に
「覚悟を聞かせろ、ひとめぼれはいい加減だ」みたいな言葉があったから。
子供が増えるようなもんなのだから、覚悟があるのは当然じゃないのかね。
そしてその家族を選ぶときに重要なのは「可愛いと思えるか」ただそれだけだと思う。
人によっては偉そうに聞こえるのだろうけど私は実際に2頭の犬と人生20年以上暮らしてきて自分の親以上に思い出があるし、最後の寝たきりになってから2頭で1年以上の介護もしたから思うことも多いのかもしれないけど最後の最後まで「可愛くて、愛すべき」存在だった。
なんでこんな事を書いたかと言うと、私を含め里親になりたいけどなれない人が多いからね。
そんな人はどうするか…
この間ヒカキンが子犬をお店で買って叩かれてたけど彼は言ってた「僕は里親になれないらしいからお店で買うしかないんだ」ってね。
億の金持って、でもたぶん一生懸命可愛がるであろう彼でも里親にはなれないんだよね。
犬は何も言えないから人間様が色々考えてあげるのは良いけど、人の子だって色々大変な事もあるだろう。ただ可愛いと思ってる親がいればおかしな事にはならないはず。
大事にされてる様で、預かりさんの家で長く預けられた犬が急に他のところに行く姿の方が可哀そうに見えるよ。
犬は半分、愛情食べて生きてると思ってる。
愛情さえあれば犬は強いよ。
そして愛情があるから寂しい思いをさせたくないし、病気になれば病院にすっ飛んで行くしねw
- « このメンバーの以前の投稿
- このメンバーの投稿一覧
- このメンバーの新しい投稿 »