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2019年4月20日、フクロウのごはん屋さんにてレッキス・ダンボ・ラット(ハスキー・ブルー、ぶどう目)♂を1匹お迎えしました。
ファンシーラットのお迎えは初めてになります。
ブリーダーさんの屋号のアナグラムで「はうはう」と名付けました。
ラットについてはとても興味があったのですが、Instagramで指を噛まれて大きく腫れ上がった写真を観て及び腰になってしまい、半年かけてかなり勉強して今回ようやくお迎えに踏切りました。
離乳してすぐ生後23日目で体重は30.08gでした。
体長は約8cm、しっぽが約7cm。
マウスだといわゆるホッパーサイズの時期ですが、大きさは約倍といったところでしょうか?
マウスと比較すると尻尾が短くて手足が大きくて指が長く、好奇心旺盛で動きがゆっくりしています。
持ち帰ってプラケースを開けると、おしっこと糞をしていました。
ラットの糞尿はあまり臭くないとの情報を得ていたのでさっそくニオイ確認してみたところ、尿は無臭に近く驚きました。ところが糞がなかなか臭いました。ハムスターの糞が殆ど臭いがないのでちょっと驚きました。臭いは結局湿気の問題だろうと思います。マウスのときもそうだったのですが、軟便気味だととても臭います。ハムスターの体調の良いときの糞は、新しいものでもカリカリで湿気が殆どないため臭わないのだと思います。マウスやラットはハムスターに比べて軟便傾向と言われていて、実際体調がよくても新しい糞はハムスターに比べて湿気を多く含んでいます。これが臭いの原因なのだろうと思います。
幸い、ラットは尿も糞もトイレを覚えてくれる事が多いようですので、今回の汚れた床材をケージのトイレに入れました。早めに覚えてくれる事を願います。
マウスとハムスターは気に入らなかった100均のプラスティックの駄菓子ボックスの巣箱を気に入ってくれて、ケージに移すと直ぐにそこで眠りました。
数時間後、ペレットを激しく齧りだしたので手にとって臭いを嗅いでみると、先程の糞尿の臭いがしたので風呂に入れる事にしました。
風呂はシャンプドレッサーのシンクにお湯をためて、爪洗用のブラシにボディソープを垂らしてブラッシングしました。はじめチュウチュウと鳴いていましたが、数分すると大人しくなり、よくすすいでマイクロファイバーのタオルで念入りに水分を拭き取りました。臭いを嗅いでみるとほぼ無臭になりました。しっぽと手足の毛のない部分に尿素と植物性コラーゲン配合の薬用ハンドクリームを塗ると良い香りがほんのり香るようになりました。お風呂の後の地肌の部分にはココナッツオイルを塗るのが良いらしいのですが、スグに手元になかったので少しアレンジしました。
驚いたのは初日にも関わらず、私の手やお湯を全く怖がらず、このタイミングで私の指をペロペロと激しくなめ続けるのです。別の指に移動するとはじめに超ゆるゆるでアマガミを2~4回したあとまたペロペロと激しくなめ回します。見た目の可愛さもあいまって、この時点でもうメロメロにされてしまいました。
これまでYouTubeやブログやサイトなど100ケース以上の飼育環境を調査したので、ケージの環境は最初から大胆にアレンジしています。ポイントはラットは肺が弱いのでホコリやチリが出る床などの素材を一切使っていないことです。実際お迎えしたラットははじめから頻繁にくしゃみをしています。風呂に入れたあたりからくしゃみが減りました。
そして3ヶ月後をめどに、大きなケージを新設する予定です。
あと食事にも気をつけたいと思います。
基本はハムスター用ペレットで良いらしいのですが、生後半年から1年くらいまで成長するらしくタンパク質が不足しがちとなるので、肉ベースのドッグフードを混ぜると良いらしいです。ただ年をとったときに、トウモロコシが癌(腫瘍)の原因となるので注意が必要らしいです。ハムスターフードにもトウモロコシが含まれているのですが、微量の為問題ないようです。胆嚢がなく、頬袋もないのでハムスターと違う部分の情報を反芻して覚えました。ドッグフードはまだ購入していませんが、成分に注意したいと思います。
「はうはう」はぶどう目です。赤目だと110lm(廊下や外の玄関の明るさ)で網膜剥離となり臆病になりやすいそうですが、ぶどう目は問題ないらしいです。
あと雄のファンシーラットは800g前後まで大きくなるようです。1kgを超えるのも珍しくはないようです。Wikipediaや翻訳された文献に掲載のある雄500g説は野生のドブネズミがそうらしいです。
寿命は一般的に2年くらいと言われていますが、ネット情報では3-4年生きたという事例も珍しくないようです。野生のドブネズミは1年から2年くらいだそうです。
ハムスターやマウスと違って、ラットは基本多頭飼いが推奨なのですが、1匹だけで飼う場合はたくさん触って寂しくないようにしつけるのが良いらしいので、できるだけかまってあげようと思います。
冒頭で述べたようにラットに対して腰が引けていたのですが、実際に飼ってみるとなぜもっとやはくお迎えしなかったのかと思いました。