- 登場ペット:
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彼女のこの写真を見た日から、ちょうど1年経ちました。
先代を亡くし、沈んでいる私をみかねた主人は、本人も一度は飼いたいという「いい猫」、つまり血統書がついているようなペット・ショップで販売される猫を飼おうということで、近隣のショップをくまなく見て歩きましたが、猫種や価格など、検討するに足りる一匹に出会うことはありませんでした。
その少し前から、当地保健所での譲渡会やペット関連のサイトを見ていたのですが、どれも条件をクリアすることができず、悶々としていたとき、この「ペットのおうち」サイトで、彼女を見つけました。
正直言って、決して明瞭な掲載写真ではなかったのですが(保護主ママさん、ごめんなさい!)、この写真を見たときから、「決めてました」。この子に惹かれました。
ただ、実際に一度、対面させていただきたくて、思いのたけをサイトの応募シートに記入して送信した日に、先方より返信をいただき、あれよあれよという間に、話が進み。。。あの日から、もう一年たちました。
ペットショップ行脚をする直前に、近隣ホームセンターで長く買い手が付かなかったノルウェージャン・フォレストキャットがいました。既に1歳を超えている彼は、この猫種にしては破格の値段で売られていました。ホームセンターに行くたびに、勝手につけた名前で呼んで、「どうする???」「どうしようかぁ???」と夫婦で思案していました。
ある日、「もう、ノアちゃん、買っちゃおう!」と決めて、ルンルンでホームセンターの売り場に行ってみると・・・「あぁ~、昨日、売れちゃいましたよ」とそっけなく言われました。あれだけ長い間、ここにいたのに、と思ったのも、後の祭り。でも、これもすべて、ゆっちゃんに出会うための、前哨戦だったんですね。
家に来た当時は、写真のように引っ込み思案で、小さかったゆっちゃん。最初の頃は、なかなか彼女との距離が縮まらず、不安になりましたが、それもいまでは懐かしい思い出です。
サイトに応募してから10日後、彼女は我が家にやってきました。私たちのエンジェルさんになりました。