
- 登場ペット:
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自分の人生の中で、ある晩ある朝をこんな気持ちで迎える日があっていい
いつもとは違う気持ちで迎えるけど
そんな日も、またあるね
昨日の朝、自宅へ花屋さんから花籠のお届けがありました。
贈って下さったのは楓太がお世話になっていた動物病院
2022年11月7日 午前0時18分
それまで微かな動きを保っていた楓太のお腹が最期、1度だけ大きく膨らみました
そして数回のチェーンストークのあと、楓太は静かな秋の夜空へ旅立って行きました
いつも一緒に暮らした猫たちが居る部屋で
私の膝の上で目を閉じ
楓太はおよそ7年の猫生を終えました
亡くなる晩、数時間前からは酸素室の中でずっと横になっていました。
時々、寝返りを打ってか細い声で鳴いた
緩やかな呼吸が、だんだんと小さくなっていくのを撫でてあげることしか出来ないけど
ずっと見守っていました
遥太とつぐみと、はっちゃんと、みんなで楓太を見守りました。
最期、酸素室の中で楓太とふたり
添い寝して、今までのことをありがとうと伝えることができました。
酸素室の稼働を止めて、そしたらなんだかとても静かに思えました
花籠は、ずっと頑張った楓太へ
そして、私に前を向いてと
先生からのメッセージのように思われました
気持ちの切り替えができず
私は昨日まで楓太を送り出せずにいたのです
涙が出て涙が出て
仕方なかったけど
でも・・・もうあなたをここに置いてはいけないね
花籠を見て、私はそう思いました
楓太が亡くなった日の朝、病院へご挨拶に行くと
棺を用意して下さった先生は
「出来るだけ早く送ってあげた方がいい」
そう言って私を見送って下ったのでした
花籠は、私の背を押してくれているようでした
今日は爽やかな秋晴れになりました
これから楓太を送ってきます
楓太、地域猫やってお外暮らししてたあなたと1年
保護して一緒に暮らした3年近くの間
私はあなたからたくさんのことを教わって、あなたから与えて貰ったものの方が大きいよ
これからもずっと、あなたの声を抱いて歩いていく
楓太、よく道路でも家でも腹見せで寝てたね
つぎは元気なからだで戻っておいで
そしてまたいつか会おうね
ログを読んでくださりありがとうございます。
写真② 仲良しのはっちゃんと楓太
写真③ 腹見せで横になる楓太
2021年7月、いずれもリンパ腫寛解を迎えた頃
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