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今朝の4時にマギーさんが旅立ってしまいました。
どうしても必要な治療。だけど老犬。
私の中でも選択にかなり揺れた部分はありましたが、腫瘍を放置して後にガン化して更に苦しむ事を思うと決断するしかなかったのですが、やはり体力面でもちませんでした。
何より先生が懸命にケアに当たって下さった事に大変感謝ですし、この事で老犬のケアについて沢山のことを学ぶこともできました。この度の治療をしなければ15歳の壁は越えられたのかもしれないけど、あまりそう言う風に考えたくないし、先生もそう責めておられたので、ただただありがとうです、と伝え病院を後にしました。
愛犬マギーが我が家に残してくれたものがあります。イザコザを起こしやすい猫たちが仲良く平和に暮らす心の教育です。本人は単に揉め事が嫌いなだけだったかもしれないけど、誰が唐突にやって来ても常にウェルカム精神で包容力があり、体温を奪われやすい子猫を夜は抱っこして寝てくれたり、皆んなの毛繕いをしたり、ユズコさんに至っては7〜8年も母乳を出してもらっていて(もう罪レベル)、もうアンタらマギーさんに絶対足向けて寝られへんよw ですよ、本当に。
画像を載せるか迷いましたが、とりあえず載せます。棺代わりの箱にピーマンをたくさん入れました。何よりもピーマンが大好物だったので沢山持たせてやりたかった。これくらいしかしてやれないけど、多分マギーは喜んでると思う。こちらが田舎でよかったです…朝からもぎたて新鮮で大きなピーマンが農協さんで買えましたから。お空の上でバリバリ食べてほしい。
マギーは最後まで寝たきりになる事もなく、あっという間に逝ってしまったけど、彼女は止まる事なく15年間を走り切りました。偉かったです。今日だけは沢山褒めてあげたいですね。
母ちゃんは冷たい!と思われるだろうけど、獣医さんの帰りに動物霊園でお見送りして来たんです。明日から私は仕事が詰まっているし、父ちゃんとも勤務シフトが合う訳でもないので、我々が日常へ戻って行く事も必要な進歩です。ここでも何度か話題にしましたがペットロスの回避でもあります。私が休みの日に旅立つとは。ある意味忙しく働いてる飼い主にとっては親孝行な犬ですよ、本当に。
斎場へ向かう途中の道で羽ばたいてるコウノトリを観ました。思わず車を停めて撮影してしまったのですが、ペアのコウノトリでしたね。今年は私の街に沢山のコウノトリが飛来していてあちこちで観られます。神々しくて見惚れてしまいました。
もう犬のいない家に戻ってきたら1人分、足音が減る訳ですが、もう猫たち4匹はマギーさんに頼る事なく自分達で頑張らないと行けない部分が出てきます。もう1階のソファで抱っこして寝てくれるやつは居ませんからね!マギーさんから教わったように、仲良く暮らしなさい。怒るより、とりあえず笑いなさい。マギーならこう言いそうです。
私も今日はしんみりしてますが、明日からは日常に戻り、引き続き猫たちも育てて行かなきゃならないので懸命に働いて美味い飯を買ってあげます。お別れに立ち会えなかった父ちゃんもしばらくピーマンを食べられなかったり、茶色の犬を見ると辛い、と言いそうだけど、マイペースで日常に戻って行けば良いのです。
永らくここでマギーを見守って下さっていた皆さん、ありがとうございました。明日以降は今までも変わらず猫たち4匹の日誌になりますが、ぼちぼちと書いていきますのでまた宜しくお願い申し上げます。
父ちゃん
母ちゃん
猫一同
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この投稿へのコメント12
えささま、
メッセージをありがとうございます。
えさ様がお元気で居られるのか、心配しておりました。
マギーさんが残してくれたものは、とにかく明るく楽しくしなさい、みたいなエネルギーに近いものなので、それがうちの猫たちにきちんと伝わって今後も個性的に笑って生きられたらマギーさんは「ええ感じやな」と喜びそうです。
マギーさんもですけど、私はしんみりするのがあんまり好きではなくて、真面目な飼い主さん達に怒られるかもしれんけど、多少忘れて行く事も有り、と考えている人間です。死んでいった彼らの良いところは覚えておいて、思い出したら笑える記憶として大切にしたいんですよ。痛みや苦しみの部分はもういいかな…と。
あ、マギーさんの事だから、もかさんにも「よう!」って声かけてますよ。誰でも楽しく遊びたいヒトなんです。
そんな訳で今夜は夜勤です。
頑張って働いて、活力を得ます。
猫たちも育てていかなきゃですし、またよろしくお願いしますね。
greenforestさん。。
ご無沙汰…不義理をはたらいてます。えさです。
一報を頂き駆け付けました。
まずは。。
マギーさんの旅立ちに掌と心を合わさせて頂きます。
マギーさんと言えば私の中で ミリタリーなマギーさんでした。シニア齢でありながら、若々しくて、ニャンズの中に合ってもどっしりと存在感があったマギーさんでした。
元気玉もあげれずシャーシャーとマギーさんを語ってごめんなさい。。
お見送り…拝読した際、『greenforestさんらしい!』と勝手に清さを感じました。
新鮮なピーマンを新鮮なうちに食べられたことでしょう。。
きっとマギーさんのことだから、沢山の仲間の中でもみんなを統率してくれてますね。うちの もか とも仲良くしてくれてることを願ってます。
greenforestさんご家族の安寧を心から願い、祈っております。。
マギーさん。出逢ってくれて本当にありがとう。またね!
Gintaさま、
他の方の日誌でチラホラと名前はお見掛けしておりました。
葵さんは私のマギーと同じ病気だったのですね。私の犬は手術の翌日に死んでしまったので病巣を病理検査には出しませんでしたが、何割かの確率で癌のモトだった可能性はあります。まさに他人事ではありませんでした。
乳腺の病気はなかなか避けて通る事ができなくて、飼い主はもがきますよね。唐突にできものがある、と言われてオロナインやムヒ軟膏とかで縮まるわけもないので「はぁ~手術か~年寄り犬なのに…」とそこだけは落ち込みました。助かるかどうかも分からない色々リスクありすぎ手術ですしね。
それでも大抵の飼い主は自分のペットのために息が切れても何しても一縷の望みをかけてどうにかしてあげたいと思います。彼らが目の前で生きてるから。
飼い主もペットも生きてさえいればどうにかなる、というのが私が今思う結論です。仮に助かってもできれば自立度が高ければいいのですが、悪いなら悪いなりにどうにか共に生きる道をもがきつつ探す。彼らが楽しく快適に暮らせることを第一に、今やれることを精一杯、くらいが肩苦しくなくていいですね。表現って難しいです^^
今後ともよろしくお願いいたします。
フォローさせてくださいね。
t-kondohさま、
ご無沙汰しています。
日誌を見る限りお忙しそうで何よりです(何がw
15年も一緒に暮らすともう居るのが当たり前の存在ではあるので、犬のマギーが私たちに代わってやってくれていたこと、課題がこれからボツボツと出てくるのだろうな、と気持ち焦ってはいます。
師匠を亡くした4匹の猫たちを支えるべく、私も頑張っていきます。
ありがとうございます。
じぇいかんさま、
私はもうかれこれ40年以上は生き物の看取りをしてますので、悲しい寂しいはもちろんあるのですが、そこの所(必ず来るお別れ)はいつかの出会いとセットである、と猫たちを拾ってきた日、うちの子にした日から腹の中に据えているんです。
だからといって悲しくなくなるわけでもないけど、生きることを尊重するのと同時に死も認める、当たり前に起こる事、と割り切って飼っているので私はペットの死が全く怖くないのです。
誰にでも出来ることではないと思うし、世の中にはペットロスで苦しんで仕事や学業に打ち込めなくなったりされる方も多くいますから、それぞれにやってくるお別れはその人のペースで消化していくべきで「いつまでクヨクヨしてるの?」とか不躾な文言でどうにかなるものでもないので、出会ったら必ず別れる、をどうクリアするのか?は軽視せずにみんなが向き合うべき問題だとは考えています。どうしてもダメ、寂しくてこっちも死にそうだ、という人は周りが支えてあげないといけません。
ユズコの事を心配して下さってありがとうございます。私もそこの所は少し心配しています。いつも顔や手足をなめてきれいにするのはマギーさんの仕事だったので、ユズコさんは基本自分で顔の掃除をしませんしw 猫なんだからどうにかしなさいよ、って思いますが、徐々に本人で気づいていってくれたら、とそっと見守っています。
今後ともよろしくお願いします。
ありがとうございます。
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