• 別れ
  • 2022年07月27日 | view 740
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手の施しようなく

笑波 さん
笑波 さん

先週の金曜日、元気がないと思っていましたが、1時間単位で体調が悪化していく。
時間外で病院へ連れていきましたが、腹水が溜まっている事、本人自身の体力が落ちている事を聞く。
出来ることはやってあげよう、と、腹水を抜いてもらい、点滴をしてもらう。
抜いた腹水には血液が混ざっており、20g(体重の1割程)も排出。
点滴とともに止血剤とビタミン剤も注射してもらう。

「病院で出来ることはもう限られてしまうので、自宅でよく様子みてあげてください。」
複雑な表情で獣医さんが言った。

その後、帰宅してそっと様子を見ていたが、分刻みで体調が変化していく。

元気がないと感じたのが17:00前
ぐったりしているのを発見、受診が18:45頃
帰宅が19:30、少し元気になり歩いていた
20:30、ゲージの隅で瀕死、抜いたはずの腹水もパンパンになっている

そこからは、もう完全に手の施しようがない状態で、お迎えが来るのだと理解した。
獣医さんからは体力温存のため触れ合いは最低限にと言われたが、その次元は超えていると判断。

同居人と交代で手に抱いて、その時を待つ事にした。
呼吸の変化がよく分かる。徐々に通常の呼吸から深い呼吸に。
22時、下顎呼吸が始まる。一晩付きっきりを覚悟していた。
小動物の進行の速さを甘く見ていた。22:30頃、全身痙攣とともに最期の深い呼吸をし、永眠。

一番最初にお迎えした、思い入れの強い子だったので、ショックも大きかった。
それでも、最期まで一緒にいれた事は本当に良かった。


個人的な見解だが、この子はずっと病気知らずで元気に過ごしていた。
体力も必要脂肪もしっかり付いていたのに、肝臓肥大が見つかってからの進行があまりに早すぎると感じた。
恐らく、悪性のなにか、つまりガンだったのでは、と考えている。
もしガンだったとして、ハムスターの肝臓病に出来ることはほとんど無い、仕方の無い結果なのだと思う。

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