• 別れ
  • 2021年04月12日 | view 414
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別れの時に(追記あり)

泣きながらこのログを書いてます。

まだ、闘病の事は思い出すと辛くて書けないのですが…
もしも誰かが大切なご家族とのお別れを迎えられた時のお役に少しでも立てればと思い、あざみが旅立った後の事を書きます。
地域によっても違うでしょうからほんの参考にして頂けたらと思います。

あざみの場合は闘病も長く、獣医さんからもいつ何があってもおかしくないと言われていたので…旅立つ前に少しだけ最期のお別れの方法を調べていました。
家族からは不謹慎だと言われた事もありましたが、あざみが旅立った時に私自身が冷静に判断出来るとは思えず、簡単に調べてました。

私は自宅の側で焼いてくれる移動車がいいと言っていましたが、主人はお寺などでがいいと言っていました。

あざみが旅立ち、悲しみの中、どうするか探すことになりました。
ずっと繁殖犬として頑張ってきたあざみを最期までお家の側でという私の思いを家族は理解してくれて、移動車で焼いてもらう事になりました。

箱に入れる事もなく、最期まで抱いて焼き台にいけた事も、焼いている間もずっと側にいられる事も出来ました。

焼いた後も丁寧にお骨を並べてくれて、何度も祈って下さり、本当にお願いしてよかったと思う会社さんでした。

電話でお願いする時に、おやつなどと手紙など燃える物は一緒に入れられるとの事で、おやつとフードと手紙とお水とお花と写真を用意しました。
おやつやフードはどの位とかわからなかったので大量に持っていってしまい、全部は焼けないとの事で少しずつとお水も紙コップに少しなら良いとの事で少しと花束と。
写真は娘があざみを含めた家族5人で撮ったものをみんなを忘れないでという意味で入れたいとのことで、家族写真を入れました。

手紙は旅立ちの日の夜に書きましたが、頭の中にはありがとうと大好きしか思い浮かばず、そう書きました。
2枚目の写真は入れた手紙です。
今、冷静になってもそれで良かったと思います。
大好きとありがとうが伝えたい言葉だから…

焼く時にたくさん入れられないのは、体以外の物を焼くとどうしても焼き時間が長くなり、綺麗にお骨が残り難くなるからだそうです。

移動車の焼き台まで、みんなも抱っこしたいだろうに…ずっと私に抱かせてくれました。
鎖骨狭窄で上手く左腕が上がり難かったけれど、最期まで抱かせて貰えて、お別れが出来ました。

いつも、雨が降る雨犬のあざちゃんなのに、雲の間から光が差してキラキラ光る中、ずっと側に。

天にかえるあざみが持っていってくれたのか、焼き上がる時には鎖骨狭窄が治っていました。

あざみの旅立ちから少し経ってから娘が移動車は悪質な業者もあり、焼き始めてから高額請求をし払わないと焼いてる途中の子を投げつけて帰る業者もいるとの話を聞いて、そんな会社にあたらなくてよかったと思います。もし、移動車をお願いされる方は注意された方がいいと思います。

あざみをお願いしたところは、焼き上がるまで側に居させてくれましたし、ずっと丁寧にしてくれました。
料金は税込みで26400円で、骨壺と分骨用のキーホルダーと骨壺カバーがセットになっていました。
高いか安いかはわかりませんが、丁寧にして貰えて、お骨も説明してくれて、ゆっくり拾わせてくれて、よかったと思います。

お骨はパレットに綺麗に並べて頂いたのを拾って骨壺に入れるのですが、拾い終わった後に少しだけ残った粉を片付けられそうになった時に主人がそれも全部入れて下さいと言い、骨壺に入れて貰いました。言ってくれてよかったです。私だけだと気がつかなかったかもしれません。

焼き上がったお骨の頭…短いマズルと小さな小さな鼻の穴にみんなで泣き笑いしました。


お別れの事など考えたくない事でしょうが、こんな風にの天へのお見送りもあるという事を知って頂けたら…

大切な家族を焼かなくてはいけない時、きっと焼きたくない!ずっと抱いていたい!離れたくない!って思うと思います。
それでもお別れしなくてはいけない…
お別れしたら、もう抱きしめることは出来なくなります。
それは本当に辛くてさみしい。
だからこそ、色々な天へのお見送りの仕方がある事を知って欲しいです。
そして、少しでもその子に合ったお見送りをしてあげて下さい。

ただ、そんな日はずっと先で、皆さんが穏やかな幸せな日々を過ごせるようにお祈りしております。
一緒に居られる幸せを。




追記
もう10年以上前のことで、今とは比べられないですが…
向日葵の時、私達は何も知らずに名古屋市が運営する焼き場でお別れをしました。
合同碑もあり、毎年供養もして貰えて、良い事もありますが、もし今選べるなら違う方法を選ぶかと思います。
天にたつ時に側にいてあげたかったから…
私みたいに後悔する方が一人でもいなくなって欲しいので、このログを書きました。

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