- 登場ペット:
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杏が虹の橋を渡って一年と一週間、今でも杏の頑張りに感謝の気持ちと飼い主のわがままから沢山無理をさせていた事を謝らなくては。。。
杏の里親になったのは先代の次男の突然死から兄妹ニャンコが嘆き悲しみ、似た子を探して杏に巡り会いました。
譲渡会のケージの中には杏三姉妹と雷兄弟がいて杏姉妹は少し気の強そうな雰囲気でケージに張り付き、杏は雷兄弟の下敷きになりながら隠れている??そんな出会いでした。
初めて杏と話した時、私が『うちの子になって。』とお願いすると杏は『いや!』って、はっきり答えてましたね、雷はイマイチ現状が分からなそう?自分には関係ない?よくわからないみたいな反応でした。
親兄弟姉妹で育った子は絆も強く杏を選んだ事に姉妹は少し怒り気味、杏も『あたちはイヤっていったのに…』まだ二ヶ月未満だったけど先住猫との相性から譲渡会当日に連れて帰り、しばらく様子を見ることになりました。
もちろん最初は戸惑った先住猫も子猫の夜鳴きに心動かされ、一緒に眠るまで時間はかかりませんでした。
それからすくすくと育ち、成猫なら誰でも一度は経験する?下部尿路疾患から膀胱炎になったり、特に杏は再発が多かったので、その頃から処方薬を常備するようになりました。(-_-;)
またある時は…二階のベランダの室外機の上に干してあるトイレごと落ちて、壁に挟まっても騒がず隙間から手だけ出しながら私が『大丈夫?助ける?』って聞いたら小さい声で『ニャ…』って言ってた。(*^_^*)
またある時は…二階の第一猫デッキの雨よけ屋根から二階の屋根に登り落ちたね(;゜0゜)その時、雷と2匹で絡み合いながら落ちたのか??杏だけ少し足を痛めて病院へ、幸い大事には至らなくて良かった。(*^_^*)
またある時は…夏の夜回り散歩でセミ捕りしながらカブト虫を見つけ室内で放すと…猫パンチ炸裂!じゃれてるのではなくカブト虫が怖かったって…後からわかった(*^_^*)
そんな穏やかな日々が続き、先代長男が長い闘病から16歳で旅立ち、うちの跡目を継いで庭を守っり雹のおじいちゃんと戦ったり…お家の庭を守るって大変だったよね…怖かったよね…(´・_・`)
やがて身も心もボロボロの雹のおばあちゃんを保護したり…すごく心配して苦労かけたね。
そして先代長女が20歳で旅立つまで沢山の笑顔を振りまき、やがて雹のおばあちゃんが亡くなり、桃と天の里親になった時『あたちは育てない!』って言って…雷が子育てしてましたね ∑(゚Д゚)
しばらく平穏な日々が続いてると思ってたのに…様々な体の不調…胆石・胆泥・胆嚢ゼリー…結石体質だけだったら痛くても、もう少し長生き出来たけど…心臓だけは騙せない…
やっぱり先代次男と同じ柄…その時初めて柄と体質の関係に気づき…それでも突然死だけは免れてくれたから…
やがて発作の大きさや次の発作まで期間が短くなり、亡くなる三ヶ月前の発作の時には…『もう、何もいらない…そっとしてほしい…』って、顔してるのわかってたけど、タウリンの量を増やしたら少し元気になり思い直してくれたね…
そして、亡くなる前の一週間、やりたい事、やり遂げた事、苦しくても頑張ってたね。
一人で大好きな公園一周は心配して抱っこしたがる私にきっぱりと断り…また次の日は公園まで抱っこしないで一人で歩いたり、翌日は胸が痛いのか?あまり歩かなくなったね。
また次の日は体調が悪くなってから群れから離れ私とリビング寝してたけど、毎日二階の寝室でみんなと一緒に寝に来たね…そうして少しずつみんなにお別れしてたね。
そして最後の日、わかっていたけど諦めきれず、発作に苦しむ杏に私は最後のわがままをしてしまった…このまま何もしないで数日見守りながら旅立たせるか?一か八かの点滴をしに病院へ…
院長先生に診てもらい『好きなものを食べさせて下さい…』帰宅後、杏は怒りながら隠れ場所を探して…気がついた時には安らかな微笑みを浮かべて虹の橋へ
今までの杏の頑張りが雷やちび春、桃と天、雹とくまの未来にどれだけ役立つか!?
感謝しきれない思いと罪悪感は永遠に続く…
ごめんね、杏。。。ありがとう、杏。。。
1枚目、左から先代の次男、長男、長女、杏
2枚目、相変わらず育ての親に群がる子、雷ジイの夜鳴きには治らず、舐め癖は天が頑張って治しました。
3枚目、思っていたより免疫は弱ってない?ちび春は花粉に無反応になり風邪咳は出ていない。
このまま平穏な日々が続きますように…