先日、18年8カ月と2日、幸せをたくさんたくさんくれた愛猫がお星さまになりました。
老衰で、自宅で家族に見守られての旅立ちでした。
その日の夕方、嘘みたいに空にほんの短い時間、虹がかかっていて…。
翌日火葬してもらい、お骨を連れて帰ってきました。
毎日、お骨に話しかける日々です。
これを書いている今も、まだまだ涙があふれてきます。
「保護猫」という言葉が世間に浸透していない約19年前、
家の裏に捨てられていた乳飲み子ちゃんを今でいうところの「保護」し、
そのまま家族として迎えました。
おてんばで気の強い女の子。
でも泣いているとそっと寄ってきてくれる優しい子。
妹であり、娘だった大切で大好きな子。
私の半生より長い時間、一緒に成長し暮らしてきた大事な家族。
ご飯やお水、トイレのお世話。
ブラッシングに爪切り。
撫でて攻撃やパソコンの上にのすんと座って困らせられること。
ただ挨拶すること。鼻にキスをすること。
大好きよと話すことがもうできないということが、
やはり悲しく、寂しく、つらく…。
正直受け入れられずにいます。
頭ではわかっていても、心が…です。
でも、亡くなった最後の晩、一晩中手をつないで眠りながら、約束をしました。
「もう一度、うちの子に生まれてきて」
と。
私が一方的に押し付けた約束ですが、通じ合っていると信じることが、今は心の支えです。
ですので、里親登録をしました。
もし、ビビッとくる子がいたら。
「うちの子だ!」と思える子猫が里親募集に出されていたら…。
もしくは、
「あたちはお空でちょっとゆっくりするから、代わりにこの子のお世話をしてあげて」
なんて、言ってる…と、思える子がいたら…。
その子と家族になりたい。
家族皆、変わらず猫が大好きです。
猫優先でずっと生活してきましたし、赤ちゃんからおばあちゃんまで一緒だったので、猫の一生分の変化とそれに応じたお世話が出来ます。
他にペットはいません。
まだ喪に服している状態で、早すぎるとは思うのですが、出会えることを信じて…。
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