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本日は昨日愛護センターから引き出してきた【ぎん君】についてご報告になります。
【つきまろ君】をお迎えしてから検査や治療で忙しく、外で生活をしていた【はやて君】の治療等でバタバタしており自分のお世話のペースが乱れていましたがようやく安定したことでようやく【ぎん君】をお迎えすることになりました。
【ぎん君】は負傷として岩沼の保健所からその日に愛護センター送りになっており、耳下に10センチの大きな傷があり威嚇がはげしく、譲渡ができないと判断された猫です。
いわゆる殺処分です。
最近はカラーをしたこと、何日間か投薬をしたということ、消毒をしたことで大分傷は小さくはなっていましたが、センターでは手術をできないとのことでした。
手術ができないと聞いてましたが写真を見て正直普通に手術できる程度であると判断できました。
ただ、長く放置はしないほうがいいと思いすぐにお迎えとなりました。
前もっていただいていた写真を動物病院で見てもらい、手術の予定をたててくださったので引き出したその足で手術をしていただきました。
威嚇は激しいので麻酔下で調べれること、治療できることを全てお願いしました。
耳下の手術はもちろんですが、眼振があったことも聞いてましたので耳の中をみていただき、便検査等できる限りのことをしていただきました。
臭いもあったので事前にシャンプーもお願いしていましたが、顔から鼻から膿が溜まっていてそれが臭いの原因と、途中電話で連絡をいただいたので毛も刈っていただきました。
手術後の説明ではまず、マンソンがいたこと、ドロンシットで駆虫をしていただいたこと、一応ネクスガードをしたこと、そして、耳の傷の原因を説明いただきました。
耳の傷は耳の中が原因だったが耳ダニとかはいなかったこと、鼓膜の手前に鼓膜を覆うように肉腫ができてめくれていて、膿んでいること、眼振があったことを考えると鼓膜は破れてそこから膿が流れてしまったことなどを説明いただきました。
また鼓膜手前の肉腫の手術はできないことを伝えられました。
とりあえず炎症を抑えて次の手立てを考えることとし、ステロイドと強めの抗生剤をいただきました。
耳の膿により、目も汚れ、鼻も膿。
顔が腫れている原因は全て耳の膿のため。
今後は、まず、投薬してみて結果次第では、外科や耳に特化した病院に移ることをオススメすると伝えられました。
まずは投薬です。
【ぎん君】は負傷ですから多分飼い主のいない猫なんだと思いますが、こういう外にいる猫に限らず、多頭飼育で適正飼養されていないお宅ではこんなことも起こることがあります。
どんな猫も命を失うことはあってはならない。
まずは室内で適正飼養の徹底が必要なんだなと改めて思いました。
これから治療、検査等々が進んでいくはずです。
またご報告させていただきます。