- 登場ペット:
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先日、訃報が届きました。
「長い間愛之助をかわいがってくださりありがとうございました。私も愛と楽しく過ごせませした。」
愛之助君は、私が倉敷市保健所のボランティアとして活動始めた頃、保健所に収容された迷子でした。
首輪もついていたし、人にもなれているのにお迎えがなく、期限ぎりぎりで猫のボランティアをされているお友達が優しいご家族をご紹介下さり、お繋ぎくださいました。
年齢不詳だったけれど、今考えれば7歳前後だったのかなと思います。
愛君(愛之助君)は、我が家にひとまずやってきて去勢など済ませ、お散歩練習などをしたあと、優しいお姉さんがお迎えに来て下り、終生のおうちに向かって旅立ちました。
その後も、何度か訪問させて頂く機会があり、一緒にお散歩もしました。
一年に数回の再会なのに、私のことをしっかり覚えていてくれ、大歓迎してくれる愛君。
帰るときは、ずっと見送ってくれた愛君。
とても大きな農家のお宅の、エアコン付きの倉庫の中が、愛君のおうちでした。
昨年秋になり、愛君は仲良しの猫さんとお部屋の中で過ごしていると伺いました。
猫さんに寄り添われ、まったりしている写真が届いて、ほっこりしたのですが・・
春を待たず、虹の橋を渡ったとのこと。
さびしさが募りますが・・でも、感謝の気持ちでいっぱいです。
愛君をお繋ぎくださったお友達
大切にして下さったご家族
仲良しの猫さん
そして、愛君、ありがとうございます。
愛君とお散歩したあののどかな田舎道がなつかしいです。
今は、虹の橋のあちら側のお花畑をトコトコ歩きながらときどき振り返ってみてくれているような気がします。
保護活動を始めて7年ちょっと。
いろいろな出会いがあり、ここのところ別れのお話も続きます。
懸命に生きている命、でも限りがある命、
みんなが最期の一息まで穏やかであれるようにと願います。
愛君との出会いに感謝して、ご報告しました。
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