「獅子罠断脚野犬うららちゃ...」（繋（倉敷市保健所犬ボランティア）のペットログ #33828）

2020年GW、倉敷市保健所は獅子罠にかかった野犬たちが次々に保護され緊急事態でした。
最も傷が重かったのが、福田犬の子犬うららちゃん。
職員さんもお休み返上で毎日傷の手当てをして下さいましたが、断脚しか助けられず。
いつも獅子罠野犬たちを助けて下さるクリニックで、手術を受けました。
その後も、クリニックの先生、保健所の職員さん（獣医さん）の連携で傷の治療を続け
三本足で立ち上がるようになったうららちゃんに、私たちはたくさんの勇気と感動を頂きました。
そして、すてきなご家族がお迎えに来て下さり卒業。
先日は、うららちゃんの避妊手術が無事終わった旨ご連絡いただき、
かわいいお写真や、日々の様子をメッセージ頂きましたので、皆様にシェアさせて頂きます。

「先ほど避妊手術が無事に終了したと病院から連絡がありました。一安心です。
一泊して明日退院の予定です。
最近のうららちゃん、ますます美人でかわいくなりました。
人の髪が好きで、寝ている私のヘアゴムを自分で外して髪の毛で遊んでいたり、かと思えば、食べ終わったお皿を口でくわえて片付けてくれたり…
おやつを私に分けてくれることもあります。よだれでべちょべちょですが(笑)
この子と人生を一緒できるなんて、幸せ過ぎます。
倉敷っ子、ワンコもそうですが、お迎えした方も幸せにしてくれます。
活動する上で大変なことも多いと思いますが、ワンコも人もたくさん幸せにしてあげてください。」

うららちゃん、素敵でおちゃめな女の子に成長中です。
お散歩の様子もうかがったのですが、やはり三本足になっても野犬、
パニックになったら運動能力すごいのでと、脱走対策をしっかりとって下さっています。

「垂直跳びもマスターしました。以前教えていただいた通り、ジャンプの高さがはんぱない！
普段は全く動かないのに(笑)倉敷あるある超省エネ犬。本当にその通りですね」

うららちゃんは、獣医さんのされているワンコ保育園にも通っているそうです。
社会性のお勉強もがんばっていらっしゃるんですよ。
ビビリな保護犬への理解の深い獣医さんにお世話になれて、幸運ですね。

また、たくさんの方から獅子罠野犬、倉敷っ子支援を頂きまして、今回の獅子罠野犬の里親様に支援金を送金させて頂いている最中なのですが・・

「私は・・・経済的には余裕があります。
また、うららちゃんはもともと大きい手術をしてもらっているので、費用もかかっているはずです。
うららちゃんの支援の分は、他の子に回していただきたいのですが、可能でしょうか？」

お迎えに倉敷にお越し頂いた際もご支援を賜り、今回またうららちゃんの支援分を治療が必要な子たちにと再度ご支援頂きましたこと、ご報告させて頂きます。

獅子罠野犬にかかわる支援金のご報告についてですが・・
その後にも、皮膚病、終戦腫瘍などの緊急治療が必要になった収容犬たちがあり、随時利用させて頂いております。今取りまとめ中ですので、しばらくお待ちください。
本当に倉敷っ子の応援、ご支援感謝の気持ちでいっぱいです。

写真左 : 最近のうららちゃん、安心しきった寝顔です。
写真中 : 倉敷市保健所収容直後、職員さんの手当ての様子など
写真右 : クリニックでのうららちゃん、いつもクリニックで寄り添ってくれていたチームのYりん＆うららちゃん

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